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3月7日、当館広報文化センターにて、チェコ地域開発省及び国際移住機関(IOM)チェコ事務所と共同で、我が国の対ウクライナ支援の一環として実施しているチェコにおけるウクライナ避難民プロジェクトに関する共同ブリーフィングを開催しました。本プロジェクトは、ウクライナ避難民に安全な住宅を供給し、そのチェコ社会への統合と適応を支援することを目的としています。Roman Matousek地域開発大臣顧問より現在のウクライナ避難民の現状、IOMよりプロジェクトにおける各種取組と重要な成果、そして現在直面している課題について、具体的な説明をいただきました。
ウクライナ戦争が長期化する中、安全な住宅の確保はウクライナ避難民支援における最重要課題の一つですが、住宅問題は避難民のみならず、チェコ社会全体においても喫緊の課題となっており、IOMが実施している挑戦的で革新的な取組は、国全体の問題解決の鍵となる可能性を秘めています。
ブリーフィングには当地の主要国大使館、シンクタンク関係者等にご参加いただき、活発な質疑応答が行われました。
Matousek地域開発大臣顧問による現状説明
IOM Cilkovaさんによるプロジェクト説明
3月6日、リパフスキー外務大臣主催により、鈴木大使の3年半にわたる日チェコ関係強化のための取り組みが評価され、外交功労勲章(Medaile Za za zásluhy o diplomacii)が授与されました。本授与式には、チェコ外務省関係者の他、日チェコ関係の強化に日頃から貢献されている当地日本商工会、日本人会、チェコ日友好協会等文化関係者、留学生会、我が国叙勲受賞者、報道関係者及び原子力安全長長官等にも参加頂きました。今回の外交功労勲章受章にあたり、日チェコ関係の増進に向けて貢献してくださっている全ての方々に、心より御礼申し上げます。
外務大臣からメダルを授与される鈴木大使
3月4日、鈴木大使は北朝鮮による日本人拉致問題関連映画「めぐみへの誓い」の野伏翔監督、「横田めぐみさんとの再会を誓う同級生の会」の池田正樹代表、同映画の海外上映実行委員会M-Project関係者の皆様と意見交換しました。野伏監督、池田代表はこの度プラハ市、オストラヴァ市で同映画が上映されることを受け、日本から来訪されました。同映画をきっかけにチェコの皆様に拉致問題を広く知っていただくことを願うとともに、日本政府は引き続き全ての拉致被害者の一日も早い帰国にむけて全力を尽くしていきます。
(右から)池田代表、野伏監督、鈴木大使、Mプロジェクトの吉岡様とフィンダ様
2月27日、鈴木大使はチェコテレビ24に出演しインタビューに答えました。2月28日から3月2日にかけて行われるリパフスキー外務大臣の訪日の、安全保障における協力深化や日チェコ航空協定への署名をはじめとする目的・意義、今後の両国の防衛協力の可能性、我が国のウクライナ支援、日中・日露関係、大阪・関西万博について話をしており、その内容は下記アーカイブからご覧いただけます。本内容が視聴者の皆様の日チェコ関係の理解促進に寄与することを願っております。
(41分20秒から)https://www.ceskatelevize.cz/porady/1096898594-udalosti-komentare/224411000370227/
鈴木大使と司会のジェズニーチェク氏
2月27日、鈴木大使は日本映画祭2024のセレモニアル・オープニングに出席しました。上映後にはまもなく離任する鈴木大使夫妻にチェコ日協会からプレゼントが贈呈されました。
本年17回目を迎える日本映画祭は「郷に入りては郷に従え」をテーマに、新しい環境に身を置き自分の居場所を見つけようとする登場人物たちの人間模様をお届けします。キノ・ルツェルナにて3月3日まで開催しているところ、是非足をお運びください。チェコ日協会をはじめ本イベントの開催にご尽力いただいた全ての関係者の皆様、そして会場にお越しの来場者の皆様に心から感謝申し上げるともに、本映画祭がこれからも日本とチェコ両国の友好と相互理解を促進することを願っております。
挨拶する鈴木大使
上映後、映画祭関係者の皆様、韓国大使夫妻と鈴木大使夫妻
会場の様子
令和5年度天皇誕生日祝賀レセプション兼鈴木大使夫妻離任レセプションを開催しました。
ペカロヴァー・アダモヴァー下院議長をはじめとしたチェコ議会や政府要人、経済団体や各種社会団体の幹部、日チェコ文化関係者など約350名の出席者とともに、天皇陛下の64歳のお誕生日(2月23日)をお祝いしました。また、鈴木大使夫妻より、3年5か月の在任期間の中でチェコの方々より寄せられた友情と厚意に対する心からの感謝、日・チェコ両国関係の一層の発展への誓いが述べられました。
会場では、EcoTec Japan 社から提供のあった日本米と北海道産ホタテを使用した公邸料理人よる日本食やJETROと当地日本食レストランMiyabiのコラボによる日本産海鮮料理が振る舞われたほか、アサヒビールの「スーパードライ」やタコフーズによる日本酒の提供が行われ、ご来賓の方々に楽しんでいただきました。また、トヨタ、パナソニック、三菱電機、東レ、ダイキンの優れた製品と高い技術の紹介に加えて、JALによる日本観光案内、EXPO2025チェコパビリオンのデザイン模型展示やCrew出版社による日本漫画の紹介、草月スタディグループによる季節の花を使った美しい生け花が展示され、大きな注目を集めました。
下院議長と大使夫妻の乾杯
下院議長と大使夫妻、公邸料理人
Foto: johana kratochvíla
ASEAN各国大使と大使夫妻
ソシュカ・チェコ万博参加代表と大使夫妻
歓談時の様子
Foto: johana kratochvíla
日本食を振る舞う公邸料理人
公邸料理人による日本食
Foto: johana kratochvíla
JETROとMiyabiのコラボの日本産海鮮料理
Foto: johana kratochvíla
日本酒の提供
2月15日、大使公邸にて「日本食普及の親善大使」に任命された、日本料理人のマレック・ホラさんへの任命状授与式を開催しました。
日本食普及の親善大使は、日本国内外での日本食・食文化の普及に向けて、プロの視点に立って海外の日本料理関係者に助言することなどを通じて、日本の食文化や日本の農林水産物・食品の更なる魅力を発信していくために創設されました。昨年12月にホラさんを含む13名が新たに親善大使に任命され、チェコでは初めての親善大使が誕生しました。現在までに、204人が親善大使として世界で活躍されています。
ホラさんは、これまでに数々の権威あるコンペティションで入賞され、レストラン・ヤマトでの質の高い日本食の提供や、料理本の出版、メディアでの発信などを通じて、チェコでの日本食の認知向上に貢献されてきました。また、その卓越した技術を次代へつなぐべく後進の育成にも力を注がれています。チェコにおける日本食が、今後さらに魅力的なものになっていくことを期待しています。
マレック・ホラさんと鈴木大使
2月9日、鈴木大使はクンストハレ・プラハを訪問し、グーセン所長と現代美術を通じた文化交流などについて意見交換を行いました。同ギャラリーは本年11月下旬からベルリン在住の現代美術家である塩田千春氏の個展をチェコで初めて開催する予定です。現在開催中の展示「READ」にも塩田氏の作品が展示されています。これらの展示・作品を通じて両国が現代美術の分野においても相互理解を一層深めることを願っております。
塩田千春氏の作品の前にて、グーセン所長と鈴木大使
展示「READ」の様子①
展示「READ」の様子②
1月25日、鈴木大使は、我が国による在チェコ・ウクライナ避難民支援の一環として実施されているWHOの感染症対策事業において、国立公衆衛生研究所に寄贈された遺伝子分析装置に関する記者発表に、ヴァーレク副首相兼保健大臣、プシュタイWHOプラハ事務所長らと出席しました。この最先端の分析装置により、様々な病原体を迅速かつ包括的に同定できるようになることで、チェコの公衆衛生の対応能力が大幅に高まることが期待されています。
鈴木大使は、経済・人道支援のための日本の総額76億ドルの供与や、NATO信託基金を通じた装備品の提供、今後東京で予定されている日・ウクライナ経済復興推進会議といった取組に言及しつつ、今回のチェコに対する機材供与の意義は対ウクライナ支援に関する国際社会の相互連帯を更に強化していくことにあると強調し、WHOの支援に感謝の意を述べました。日本は引き続き、チェコ政府、WHOをはじめとする国連機関、NGOなどのパートナーとともに、ウクライナを支えていきます。
記者発表の様子
寄贈された遺伝子分析装置
1月20日、鈴木大使夫妻は茶道裏千家淡交会チェコ協会主催で行われた初釜(新年に初めて釜をかけ,新しい年を迎えたことを祝う茶行事)に出席し、お茶のお点前や新春を祝う花びら餅をいただきました。2024年の干支は辰年、龍はその天に昇る様子から古来より成功や発展の象徴として、縁起がよいとされています。茶道を通じた日チェコ友好関係の益々の発展を期待するとともに、この一年が皆様にとり飛躍の年となりますようお祈り申し上げます。
お点前をいただく鈴木大使
床の間の飾り
花びら餅
12月18日、鈴木大使はブルノ・マサリク大学医学部を訪問し、ヴァーレク第一副首相・保健大臣も同席の下、レプコ医学部長等関係者と医学分野における日本の大学・企業との協力について意見交換を行ったほか、同医学部で学ぶ日本人学生と面会しました。さらに、同医学部のシミューレーション・センターを訪問し、実際の患者、手術・治療現場を想定して学生が学ぶための様々な設備を見学しました。
(後方右から)クシヴァン副学部長、レプコ学部長、ヴァーレク第一副首相・保健大臣と鈴木大使。(前方)日本人医学部生の皆様。
シミュレーション・センターを
見学する鈴木大使
12月14日、鈴木大使はBOLDギャラリーにて開催されている山本萌美氏の個展「PREQUEL」を訪問しました。プラハ美術アカデミー卒業後当地で制作活動をおこなっている山本氏は、昨年の個展YUMEがチェコ・テレビで取り上げられる等今注目を集めており、今後更なる活躍が期待されています。当時日本にいた山本氏が自身の夢や旅行先の経験にインスピレーションを受けて和紙に描き上げた作品等が展示されている本個展は、2024年1月13日までの開催です。
山本氏と鈴木大使
12月5日、鈴木大使は、プルゼン市のPanasonic Heating & Ventilation Air-Conditioning Czech s.r.o.(パナソニックHVAC社)で開催された新棟起工式に出席し、工事の安全、建物の無事建設を祈念しました。同社は、チェコのEU加盟前の1996年に日系製造業として初めてプルゼンに進出し、プルゼン市、チェコ、欧州全体の社会・経済に大きく寄与してきました。同社は今回の新棟建設により、欧州で需要が急激に伸びているA2W(Air to Water:ヒートポンプ式温水暖房機)の生産能力を約4倍に引き上げます。大気中の熱を集めて利用するヒートポンプ式温水暖房機は、化石燃料を用いた従来の燃焼系暖房に比べてCO2排出量を抑えることができる環境に配慮した暖房システムです。同社の素晴らしい技術が、人々の生活をより豊かにし、持続可能な社会に向けた取組をリードし続けていくことを期待しています。
祝辞述べる鈴木大使
パナソニックHVAC社が製造するヒートポンプ式温水暖房機
鋤入れの儀
11月30日、鈴木大使は、チェコ万博チームが主催した大阪・関西万博の開幕500日前イベントに出席しました。イベントはカレル大学の歴史的なメイン・ホールでクラーリーチュコヴァー同大学総長、コザーク外務副大臣、多数の経済人出席の下行われ、チェコ万博参加のマスコット「レネー」の美しいチェコ・ガラスの姿が初披露されました。また、ミャクミャク模様の法被を着た参加者による鏡開きも行わるなど、チェコの産官学が結集して万博参加を盛り上げていこうという熱意を表すものとなりました。開催国日本として万博の成功に向けて、日本政府・自治体・博覧会協会・産業界が一丸となって準備を加速していきます。
スピーチする鈴木大使
チェコの準備状況について説明するソシュカ代表
鏡割りの様子
11月29日、鈴木大使は、チェコに新規投資を決めたToppan Packaging Czech s.r.o.の工場建設予定地(モスト市)で開催された地鎮祭に出席し、工事の安全、建物の無事建設を祈念しました。地鎮祭には地元選出のパパレガ上院議員、シレル ウースティー・ナド・ラベム州知事、フルヴォル モスト市長らが出席し、高付加価値製品を製造する同社の進出を歓迎しました。
この工場で製造される予定の透明バリアフィルムは、高い技術力によって、CO2排出量削減、リサイクル可能、内容物の品質を落とすことなく長期保存を可能にするなど、環境適性/リサイクル性能に優れた包装材料です。同社の優れた技術が、持続可能な社会の実現を力強く後押しするものとなることを期待しています。
製品の説明を受ける鈴木大使(右)
関係者の皆様と鈴木大使
11月28日、鈴木大使はカレル大学社会学部に訪問、政治学研究所の授業にて、「インド太平洋における安全保障面での挑戦」と題した講演を行いました。我が国を取り巻く厳しい安全保障環境の現状、新国家安全保障戦略に基づく我が国の対応、各国との防衛協力の実績について説明しました。その上で、アジア、欧州各国、米国等と協力・連携しながらルールに基づく国際秩序を守っていく必要性を強調しました。講演後、参加した学生の皆様と日本の防衛戦略、インド太平洋に面する国々の実情など、様々なトピックについて熱心な意見交換を行いました。
講演の様子
ハラース博士と鈴木大使
11月8日、鈴木大使は、チェコ経済大学で開催されたパネル「Innovation and Connectivity in ASEAN and Japan」に出席しました。これは日本ASEAN友好協力50周年を記念して、ASEAN各国の大使館と日本大使館がチェコ経済大学のイノベーションウィークにあわせて開催したものです。日ASEANのこれまでの協力が双方に利益をもたらし、今後も、信頼と尊敬に基づく友好的なパートナーとして、共通の課題の解決や自由で開かれたインド太平洋地域の実現に向けて協力していくことを確認しました。
会場の様子
学生からの質問に応じる鈴木大使
11月7日、在チェコ日本国大使館は、大使公邸において日本酒セミナーを開催しました。イベントには、チェコガストロノミー界の一線で活躍されている方々や、インポーターを含む食品事業者、グルメ雑誌記者など、多くの方々にご参加いただき、古くからの日本人の生活に根差した食文化を体験していただきました。西欧のアルコール飲料とは異なり、日本酒は米からつくられますが、食事と一緒に楽しむことで、その美味しさを何倍にも引き立てることができるのはワインやビールと同じです。セミナー後半には3種類のお酒に日本料理をペアリングし、その深い味わいを実体験していただきました。今後は、さらに多くの方に日本酒を知っていただき、楽しんでいただけるようになることを祈っています。
鈴木大使の挨拶
日本酒ソムリエ、ダグマル・カドレツォヴァー氏によるプレゼンテーション
試飲・ペアリング体験の様子
試飲・ペアリング体験の様子
日本酒と料理のペアリングの一例
本セミナーでペアリングした料理一式
11月2日、在チェコ共和国日本国大使館において、1980年から2016年までの36年間、プラハ日本人学校の教師と勤務された大梶優子氏へ在外公館長表彰状伝達式を行いました。伝達式には大梶優子氏のご子息である大梶裕頼氏も参列して頂きました。
大梶優子氏は、「チェコ・プラハでしかできない学習・生活体験を大切にする」を方針に掲げ、チェコ現地校との交流や地域活動なども取り入れ、チェコ文化理解の授業を通じてチェコと日本の相互理解、友好親善に貢献されました。また、大梶優子氏は、現在も行われているプラハ日本人学校の生徒らがリジツェ(1942年ナチスが全滅したチェコの村名)記念式典での合唱を行う平和学習活動の立役者でもあります。
これからもプラハ日本人学校及び生徒達を温かく見守って頂きたいと思います。
鈴木大使、大梶優子氏、大梶裕頼氏
10月31日、鈴木大使はウースティー・ナド・ラベム市に位置するJ.E. プルキニェ大学哲学部を訪問、「インド太平洋における安全保障面での挑戦」と題した講演を行いました。我が国を取り巻く厳しい安全保障環境の現状、新国家安全保障戦略に基づく我が国の対応、多重的に展開されるフレームワーク、各国との防衛協力について説明しました。その上で、アジア、欧州各国、米国等と協力・連携しながらルールに基づく国際秩序を守り、対話を続けていく必要性を強調しました。講演後、参加した学生の皆様とアジア隣国との協力関係、今後の日本の防衛戦略の展望について活発な意見交換を行いました。
講演する鈴木大使
講演の様子
10月23日、鈴木大使はクラドノ市を訪れ、「第7回建築家アントニン・レーモンド賞」の授与式に出席しました。建築学科の学生コンペティションである同賞は、レーモンド氏の故郷であるクラドノ市、レーモンド設計事務所、チェコセンター東京により2011年から2年ごとに実施され、建築を通じた日チェコ交流の活発化に大きく貢献されています。この度受賞されたの学生の皆様をお祝い申し上げるとともに、今後の更なる飛躍を願っております。
受賞者及び関係者の皆様と
10月20~21日、鈴木大使夫妻はオストラヴァ市を訪れ、第8回「オストラヴァでの日本の日々」に出席しました。本年もチェコのみならず日本や欧州諸国から文化人が集まり、伝統文化、ポップカルチャー、ガストロノミー等様々な日本文化が紹介されたほか、大阪関西万博を含む日本社会、歴史等に関する講演等も行われ、様々な角度から日本について理解を深めていただく機会となりました。2日目には、同日に大阪府堺市で開催されていたチェコ・フェスティバルin 関西とのビデオ中継という初の試みも行われ、オストラヴァからはWBCチェコ代表のサトリア選手、ソシュカ万博代表、クドラ日本文化センター所長、鈴木大使が参加しました。本イベントに尽力されている日本文化センター、ご支援いただいている全ての関係者の皆様に御礼申し上げるとともに、本イベントが更なる盛り上がりを見せていくことを祈念いたします。
(左から)ヴィトシュ副区長、ソシュカ万博政府代表、サトリア選手、鈴木大使夫妻
日本舞踊上方舞のパフォーマンス
居合道のパフォーマンス
ソシュカ政府代表による講演
チェコ・フェスティバルin関西とのビデオ中継
10月20日、鈴木大使夫妻はクルコシュカ モラヴィア・シレジア県知事を表敬訪問しました。日本と同県の文化交流、学術・大学間交流、水素エネルギーの利用の現状等について意見交換を行い、今後も協力を推進していくことで一致しました。
モラヴィア・シレジア県知事と鈴木大使夫妻
10月11日、鈴木大使はプラハ市内で開催されたライオンズ剣道杯大会での指導のためにチェコを訪れていた高寺皇宮警察本部剣道名誉師範の訪問を受け、チェコ共和国における剣道の普及の現状等について意見交換を行いました。チェコの剣道への支援に尽力されている高寺師範と関係者の皆様に感謝申し上げるともに、武道における日本とチェコの交流の発展を祈念いたします。
左から松戸武道館の石崎氏、高寺師範、鈴木大使、プラハ光武館道場のツィーゲルハイム氏
9月19日から10月9日にかけて、第32回国際音楽祭ヤングプラハが開催されました。鈴木大使夫妻は、9月19日チェコ上院でのオープニング・コンサート、10月9日ルドルフィヌムで行われたクロージング・コンサートに出席しました。いずれのコンサートでも若手音楽家の迫力ある演奏が聴衆に強い感動を与えました。本年も多大なるご支援・ご協力をいただいた関係者の皆様に心から感謝申し上げるとともに本音楽祭のますますの発展と、音楽祭を通じて日本、チェコその他各国同同士の友好が一層強化されることを祈念いたします。
オープニングで演奏した戸澤さん
(ヴァイオリン)と鈴木大使夫妻
レンカ・シュチャストナーさん(ソプラノ)とアウグスティン・クジェラさん(ピアノ)
クロージングにて、薩摩さん(指揮)、Meeuwsenさん(ピアノ)、北ボヘミア・フィルハーモニー管弦楽団
Piorunskaさん(ヴァイオリン)
10月7日、鈴木大使はソコロフ市で開催された合宿空手セミナーのオープニングに出席しました。本イベントは国際明武館剛柔流空手道連盟により、八木明達師範を招いて行われ、本年で4回目となります。欧州内外の9カ国から様々な年代、流派の生徒たちが集まり、八木先生の指導を受けながら鍛錬に励みました。国、年代、流派を超えて参加者が真剣に鍛錬しあう様子は圧巻でした。
空手セミナー参加者の皆様と
セミナーの様子
琉球國祭太鼓のパフォーマンス
八木師匠夫妻、クビス ソコロフ市長ほか関係者の皆様と
10月6日、鈴木大使はフェルクロヴァー カルロヴィ・ヴァリ市長を表敬訪問しました。昨年姉妹都市協定締結30周年を迎えた同市と群馬県草津市の交流の現状や今後の観光、文化交流における協力の可能性について意見交換を行いました。
フェルクロヴァー市長と鈴木大使
10月6日、鈴木大使はカルロヴィ・ヴァリ県へ出張し、クルハーネク県知事を表敬訪問しました。スパ・温泉で有名な同県の観光をはじめとする経済・社会政策のほか、ウクライナ難民支援についても意見交換を行いました。
クルハーネク県知事と鈴木大使
10月4日、鈴木大使はチェコ産業貿易省で開催された日チェコ原子力セミナーに出席し、開会挨拶を行いました。セミナーでは、日本とチェコの原子力政策や研究開発の動向について情報交換すると共に、日本の原子力産業界から、世界の原発プロジェクトにおける日本の技術の展開について紹介しました。日本とチェコは、気候変動、エネルギー安全保障、経済成長を同時に達成する上で、再生可能エネルギーと原子力を重要なエネルギー源として位置づけています。今後、サプライチェーン、研究開発、人材育成等の分野で日チェコ原子力協力が一層深まることを期待します。
挨拶する鈴木大使
セミナーの様子
10月2日、鈴木大使はチェコ議会下院と在日チェコ商工会により開催された日本とチェコにおけるビジネスをテーマにしたセミナーに出席しました。鈴木大使より、「新しい資本主義」の下での最近の日本経済の活況、経済運営方針について、また日本がインド太平洋全体でのビジネス展開の拠点となる安定軸であることを説明した上で、日本ビジネスへの参入を勧めるとともに、2025年大阪関西万博へのチェコ企業の参加を歓迎する旨強調しました。
挨拶する鈴木大使
会場の様子
9月11日、15日、20日、鈴木大使より、2022年日本財団図書寄贈プロジェクトREAD JAPAN PROJECTに採択されたパラツキー大学、マサリク大学、西ボヘミア大学に対し、日本関連書籍の寄贈が行われました。同財団は、海外における日本理解促進を目的として各国の図書館や研究機関に図書を寄贈しています。今回、各大学に届けられた数々の書籍がチェコにおける日本研究をさらに活発にし、日本理解に貢献することを願っております。
パラツキー大学アジア研究学科日本語専攻の皆様と鈴木大使
マサリク大学哲学部副学部長と鈴木大使
西ボヘミア大学日本研究センター長と鈴木大使
9月19日、鈴木大使は栗山英樹WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表元監督を公邸にお迎えし、野球を通じた日チェコ交流について意見交換を行いました。今年3月に行われたWBCにおける日本とチェコの対戦を通じて、チェコ代表チームの野球への愛と情熱、スポーツマンシップは栗山監督のみならず日本中に大きな感銘を与えました。栗山監督そして今回の訪問に尽力されたチェコセンター東京他関係者の皆様に心より御礼申し上げますとともに、今回の訪問が日チェコのスポーツ交流の更なる発展に繋がることを願っております。
栗山監督と鈴木大使
栗山監督の記帳「夢は正夢」
9月17日、鈴木大使は、ウクライナ避難民を支援するコミュニティーワーカーのネットワーキングイベントに出席しました。日本政府は、IOMが実施するチェコ国内のコミュニティーセンター強化プロジェクトを支援しており、本イベントはその一部として開催されました。当日は、現在4カ所(カルロヴィ・ヴァリ、ウースティー・ナド・ラベム、プラハ、ブルノ)で行われているトレーニングプログラム受講者が一同に会して学びや交流を深めるとともに、プログラム修了証の授与式が行われました。受講者の8割以上がウクライナの人々であり、会場は、困難に直面している仲間を助け、チェコ社会に貢献したいという参加者の意欲と活気にあふれていました。鈴木大使は挨拶の中で、ウクライナの人々が自ら学び、チェコでの避難民支援に貢献しているこのプロジェクトは大変意義深く画期的なものであることに触れ、プログラム受講者にエールを送るとともに彼らの今後の活躍に対する期待とIOMへの感謝を述べました。日本はこれからも、国連機関やチェコ政府、NGO、パートナーなど様々な主体と連携し、ウクライナ、そしてそれを支えるチェコを支援していきます。
挨拶する鈴木大使
プログラム修了者の皆様と
9月15日、鈴木大使は日立エナジー(Hitachi Energy)ブルノ工場を訪問、高圧ガス関連部品の製造、梱包の工程を視察いたしました。一連の工程の効率性、社内コミュニケーション向上のための工夫や、周辺各国とのサプライチェーン強化など、様々な同社の取り組みについてお話を伺いました。同社が、引き続きチェコから世界全体の経済発展、エネルギー効率化、気候変動対策に寄与されること、さらに、それを通じて日チェコ間の関係が一層強化されることを願っております。
コヴァルCEO(写真左)、エンドリヘル工場長(写真右)と鈴木大使
9月15日、鈴木大使はブルノ市に位置するマサリク大学哲学部にて開催されました国際日本学会ヤポニカ・ブルネンシア2023に出席しました。本学会は2年に一度の開催、今回が5回目となります。学会では、食文化、文芸、歴史、宗教など、非常に多彩な側面から深く日本を研究する皆様の発表、また交流、ネットワーキングが積極的になされました。皆様の学術的研究によって日本の新しい、魅力的な一面が発見されていくことに期待するとともに、今後とも両国の交流の架け橋となるよう願っています。
学会開会の挨拶を行う鈴木大使
マサリク大学哲学部、学長室の皆様と鈴木大使
9月14日、鈴木大使はブルノ市にて開催されましたブルノ・フィルによる第68シーズンオープニングコンサートに出席、冒頭、新たなシーズンの幕開けに祝辞を述べました。今回のコンサートで演奏されたグスタフ・マーラー作曲の交響曲第二番ハ短調は「復活」の名でも知られており、どのような状況でも何度でも希望を見いだし、新たな一歩を踏み出す意欲と力強さを感じられる演奏でした。ブルノ・フィルには日本人音楽家も所属されており、チェコでのご活躍、また音楽に対する真摯な姿勢を多く感じ取りました。ブルノ・フィル、また日本人音楽家の活躍がさらに広がっていくことを願っております。
冒頭挨拶を行う鈴木大使
©Filharmonie Brno
演奏の様子
©Filharmonie Brno
ブルノ・フィル演出家、日本人演奏家の皆様と鈴木大使
9月9日、鈴木大使夫妻はプラハ市郊外のプルーホニツェ植物園にて開催された第13回プルーホニツェ・日本の日に出席しました。晴天に恵まれた中、会場には華やかな生け花が展示されたほか,来場者はワークショップに参加し生け花を体験しました。他にも武術、書道、茶道のデモンストレーション、和楽器演奏、狂言講演などが行われ,幅広い分野の日本文化を体験しようと訪れた多くの方々で活気に溢れていました。本年も開催に尽力されたチェコ科学アカデミー植物園、チェコ日本友好協会、プラハ草月会そして全ての関係者の皆様に御礼申し上げます。
生け花作品と鈴木大使夫妻
生け花ワークショップの様子
弓術のデモンストレーション
茶道のデモンストレーション
9月7日、鈴木大使はクラドノ市を訪れ、チリル・ボウダ・ギャラリーで行われた「アントニン・レーモンド クラドノ-東京」展オープニングに出席いたしました。展示は建築家アントニン・レーモンドの故郷のクラドノ、そして人生の半分を過ごした日本との関わりを紹介し、また彼の設計した6つの建築モデルなどを展示しています。同展示に多くの方が訪れ、レーモンド氏と同氏の建築作品を通じた日本とチェコの繋がりについて理解を深めていただけることを願っております。
挨拶する鈴木大使
チェコ・フィルのシモン氏とピルゼン・フィルの石川氏
関係者の皆様と鈴木大使
9月1日、鈴木大使はプラハ市立図書館にて行われたASEAN+3映画祭のオープニングに出席いたしました。 同映画祭は昨年に続き今年で2回目となり、ASEAN加盟国、日本、中国、韓国の大使館による共催です。オープニングでは、1960年代にプラハへ留学しイジー・トルンカに師事したアニメーション作家・川本喜八郎監督の「花折り」を上映したほか、2日にはフカツマサカズ監督の「パパのお弁当は世界一」を上映し、多くの方に鑑賞いただきました。イベントは9月9日までの開催で、最終日には是枝裕和監督による韓国映画が上映されます。各国の作品をとおして、多様なアジアを楽しんでいただけることを願っております。
挨拶する鈴木大使
8月29日、鈴木大使夫妻は、カンパコミュニティーセンター及びMRIYAを訪問し、ユニセフによるウクライナ避難民への支援の取組を視察しました。これらの支援センターは、多くのウクライナ避難民の子供たちや青年たちが学び、互いに繋がり、未来に向かって踏み出すための支援を提供しています。次世代を担う子供たちの持つポテンシャルを大いに引き出し育てていくことは、ウクライナの復興には不可欠です。日本はこれからも、国連機関やチェコ政府、NGO、パートナーなど様々な主体と連携し、ウクライナ、そしてそれを支えるチェコを支援していきます。
Kampaコミュニティーセンターにて、左から大使夫妻、Bivolユニセフ副地域統括、Oleinikユニセフチェコ代表、労働社会省Vlckova氏
Kampaコミュニティセンターで子供達とふれ合う大使夫妻
MRIYAでの意見交換の様子
若者にエールをおくる鈴木大使
MRIYA、UNICEFの皆さまと
8月16日、鈴木大使は、ヤン・ラファイ産業連盟会長を表敬訪問し、大阪・関西万博や日・チェコ航空協定、クリーンエネルギーをはじめとする最新技術動向、チェコの投資環境など幅広い分野にわたって意見交換を行いました。特に、技術分野に関しては、気候変動やエネルギー安全保障等の世界的な課題に対応していくため、産業界の交流や技術協力を通じ、両国の優れた技術をさらに発展させていくことの重要性を確認しました。
ラファイ会長と鈴木大使
7月18日、鈴木大使は、ヤロスラフ・ザイーチェク大統領府外交部長と、7月12日にビリニュスで行われた岸田総理とパヴェル大統領による日チェコ首脳会談をフォローアップする意見交換を行いました。欧州とインド太平洋の安全保障やウクライナ支援で、地域を越えて信頼できる同志国が連携していく必要があること、そして、その中で日本とチェコが重要な役割を果たすために対話を続けていくことを確認し合うことができました。
鈴木大使とザイーチェク外交部長
6月30日、鈴木大使は、在堺チェコ共和国名誉領事館の葛󠄀村和正名誉領事を団長とする堺商工会議所チェコ経済視察団を大使公邸にお迎えし、意見交換を行いました。堺アルフォンス・ミュシャ館に象徴されるように、商人の街・堺市とチェコは文化的・経済的な交流が盛んです。2025年の大阪・関西万博にはチェコもパビリオンを出展します。在チェコ日本国大使館と在堺チェコ共和国名誉領事館は、大阪万博の成功と、日本・チェコ両国のさらなる発展に向けて、今後も緊密に協力していくことを確認しました。
堺商工会議所チェコ経済視察団の皆様と
6月30日、鈴木大使は、ヤン・マリアン外務副大臣を表敬訪問し、昨今の欧州情勢や、日本とチェコを含む中欧地域の協力の更なる可能性につき、幅広い意見交換を行いました。
鈴木大使(左)とマリアン副大臣(右)
6月21日、小笠原流煎茶道室岡先生が当館広報文化センターを訪問され、鈴木大使夫妻にお点前を披露されました。煎茶道は、煎茶(葉茶)を用いたお点前をする茶道の一種で、江戸時代中期に当時の文化人の間に受け入れられ、徐々に現在のスタイルが形成されていきました。チェコの皆様が日本の様々な茶文化に親しみ、日本茶をおいしく味わっていただけると幸いです。日本茶について詳しく知りたい方は、当館発行のインフォーメーション・ブレティンにて日本茶の歴史、種類、産地、おいしいお茶の入れ方などを紹介しています。広報文化センターで配付している紙媒体か、下記リンクから電子版にてご覧ください。https://www.cz.emb-japan.go.jp/documents/bulletin2015.pdf
室岡先生夫妻と鈴木大使夫妻
御点前の様子①
御手前の様子②
6月17日、鈴木大使夫妻はパルドゥビツェ県ホツェン市で開催された、チェコ野球オールスターゲームに出席しました。鈴木大使が始球式を務めた試合では、本年3月のWBC2023で日本代表と対戦したチェコ代表チームとエクストラ・リーグ選抜チームが対戦し、両チームの真剣勝負がチェコ人そして日本人の観客を沸かせました。今週にはプラハ野球ウィーク、9月には欧州野球選手権大会がチェコで開催されるなど、チェコ野球は大きな盛り上がりを見せており、野球を通して日本とチェコの人々の友好が一層強まることを願っております。
始球式を務める鈴木大使(一番左)
ナショナル・チーム投手サトリア選手
エクストラ・リーグ投手坂下選手
観戦に来た在留邦人の皆様と鈴木大使夫妻
6月16日、鈴木大使夫妻はパルドゥビツェ県ミジェチツェ市にあるレジャーキ・メモリアルを訪問しました。同メモリアルは、1942年6月24日にナチス・ドイツによって殲滅されたレジャーキ村の記憶を後世に残すため建てられました。鈴木大使夫妻は同事件の生存者であるドレジャロヴァー氏と面会したほか、施設内の記念碑に献花いたしました。
鈴木大使夫妻、ドレジャロヴァー氏(左から3番目)と関係者の皆様
記念碑に献花する鈴木大使夫妻
6月15日、鈴木大使夫妻はプラハ市トロヤ植物園で開催された第18回盆栽展オープニングに出席しました。チェコ各地からのみならず欧州の盆栽家による約100点にものぼる美しく手入れされた盆栽作品が集められています。本年の親善大使として歌手のMirai氏も出席し、式典は大きな賑わいを見せました。同イベントは6月25日までの開催で、週末には多様な日本文化プログラムが用意されているほか、23~25日は盆栽トリエンナーレが開催されます。多くの皆様が足を運び、盆栽の奥深さを味わい、また文化プログラムを楽しんでいただけることを願っております。
Mirai氏と鈴木大使夫妻
大使賞作品と鈴木大使夫妻
展示の様子
和太鼓パフォーマンス
6月10日、在チェコ日本大使館はプラハ6区で開催されたFestival of Embassies 2023に参加しました。本年の日本ブースは、Café SOFA、Engawa、Miyabi、Yamatoの各レストラン・カフェの協力のもと、日本のベーカリー、たこ焼き、和牛、寿司など、バリエーション豊かな日本食を提供しました。日本ブースを訪れた鈴木大使夫妻は、各レストラン・カフェが提供する自慢の逸品を味わいました。本イベントを通じ、多くの方々に日本の食べ物や文化の魅力をお伝えし、楽しんでいただくことができました。イベントの運営に関わられた全ての関係者の皆様に御礼申し上げます。
鈴木大使とCafé SOFAの皆様
鈴木大使とEngawaの皆様
鈴木大使とMiyabiの皆様
鈴木大使夫妻とYamatoの皆様
ブースで提供された日本のベーカリー
ブースで提供された和牛
6月9日、鈴木大使はプラハのホレショヴィツェ市場で開催されている第15回プラハカドリエンナーレを訪問し、日本ブースを視察しました。プラハカドリエンナーレは4年に一度開催される国際的な舞台芸術展で、日本からは日本舞台美術家協会(JATDT)が1971年から毎回出展し、日本の舞台作品の美術・衣裳を紹介してきています。本年の共通テーマ『RARE』をもとに、コロナ禍で上演された舞台作品の美術模型を展示し、日本の劇場での様々な試みを紹介しています。また、学生部門では『RARE and CONNECT』をテーマに舞台美術を学ぶ約100人の日本学生が集まり、インスタレーションを展開したほか様々な衣装に身を包みパフォーマンスを披露しました。イベントは18日まで開催です。ぜひ足をお運びください。
日本ブースで舞台の触覚モデルを見学する鈴木大使と、舞台美術家の杉山様(右)と二村様(左)
学生ブースにて学生の皆様と鈴木大使①
学生ブースにて学生の皆様と鈴木大使②
6月7日、大使公邸にて第16回日本国際漫画賞に入賞された、カタリナ・クラトフヴィーロヴァー(ペンネーム「アングリー・アルバトロス」)さんへの賞状授与式を開催しました。
日本国際漫画賞は平成16年に創設以来、海外への漫画文化の普及と漫画を通じた国際文化交流に貢献した漫画作家を顕彰することを目的として、毎年実施されています。本年は77の国・地域から過去最多となる503作品の応募があり、クラトフヴィーロヴァーさんの作品「リサイクルきもの」は受賞作15作品の一つとして選ばれました。チェコからは昨年に続き2回目の入賞です。本年も第17回への作品募集が7月7日までありますので、皆様奮ってご応募ください。
賞状授与式におけるクラトフヴィーロヴァーさんと鈴木大使
5月31日、日本大使公邸において、日本にて研究、修学した経験のある留学経験者との懇親会を実施しました。参加者は日本国内の大学や研究機関において留学を経験し、様々な年代、地域、専門分野を飛び越えて意見を交換いたしました。筑波大学でのご留学を経験されたヴラスティミル・ヴァーレク副首相兼保健大臣のご参加も叶い、参加者の皆様の日本での懐かしい思い出をたくさん伺うことができた楽しい一時となりました。今後も参加者の皆様のますますの活動の糧となり、日本・チェコの学術・人的交流がさらに発展していくことを祈っています。
ヴァーレク副首相他日本留学経験者の皆様と鈴木大使夫妻
5月13日、鈴木大使夫妻はプラハ市立ギムナジウム・音楽学校のコンサートホールで行われた日本人留学生コンサートに出席しました。同コンサートでは、当地で音楽を学ぶ8人の学生が素晴らしい演奏を観客に届けました。開催に尽力されたチェコ日本人会の皆様に心から御礼申し上げるとともに、学生の皆様の更なるご活躍をお祈りいたします。
長澤日本人会会長、留学生の皆様と鈴木大使夫妻
5月9日、鈴木大使は、トマーシュ・イルサ上院議員のご招待で、イルサ議員が市長を務めるフルボカー・ナト・ヴルタヴォウ市を訪問しました。フルボカー・ナド・ヴルタヴォウ市の野球チームであるソコル・フルボカーには、WBCで大活躍したチェコ代表チームのメンバーであるマルティン・ムジーク選手が所属しており、今シーズンは楢崎塁(ならさき るい)投手と市毛孝宗(いちげ たかむね)投手の二名の日本人選手が在籍しています。鈴木大使は、イルサ議員、野球クラブ代表のシュチャストニー氏、ソコル・フルボカーの野球選手たちと、現在、野球を通じたチェコ人と日本人の交流の機運が一層高まっていることなどを話し合いました。今後も、大使館として、野球やスポーツが結ぶ両国の友好関係を積極的に支援して参ります。
鈴木大使、イルサ上院議員、シュチャストニー氏及びソコル・フルボカーの選手たちによる集合写真
5月7日、鈴木大使はプラハ国際マラソン2023の表彰式に出席しました。本年よりプラハ国際マラソンは大阪マラソンと提携しており、チェコのベスト・ランナーに友好杯が授与されました。パヴェル大統領のスターターピストルで始まったマラソンには今年も多くの人が参加し、日本人選手の皆様も素晴らしい走りを見せました。今月よりコロナに関する我が国の水際措置がなくなりました。この大会を機に、大阪とプラハ、そしてスポーツを通じた日チェコ交流がますます盛んになることを期待します。
表彰式に出席する鈴木大使
パヴェル大統領と鈴木大使
5月5日、鈴木大使夫妻はブルノで開催された日本の漫画とアニメのアニメフェスト2023のオープニングに出席しました。同イベントは今年で18回目を迎え、様々な作品の上映会や講演会、ワークショップ、公演、コスプレコンテストなどを開催し、テレビアニメ「進撃の巨人」挿入歌などのシンガーソングライター小林未郁さんや殺陣師・俳優の集団「剱伎道かむゐ」など、日本を含め外国から多くの出演者やコスプレイヤーを招待しました。アニメフェスト2023は3日間で約1万1500人もの来場者を迎え、日本のポップ・カルチャーを体験できる素晴らしい機会となりました。今後も、同イベントの来場者がさらに増え、チェコを拠点として欧州での日本のポップ・カルチャー人気が一層盛り上がることを期待しています。
テレビアニメ「進撃の巨人」のコスプレで舞台に立ち挨拶する鈴木大使夫妻
© T. Hudek
アニメフェストのディレクター、アダム・ランボウセク氏の挨拶
© T. Hudek
コンサート、公演を行った小林未郁さん、島口哲郎さん、「剱伎道かむゐ」の皆さんと鈴木大使夫妻
© T. Hudek
5月2日、鈴木大使はリベレツ市を訪れ、アニフィルム2023のオープニングに出席しました。本年のアニフィルムは日本アニメーションをテーマに、日本クリエーターによる作品が多く上映されるほか、山村浩二東京藝術大学教授、土居伸彰氏、二瓶紗吏奈氏、水江未来氏が審査員、講演・ワークショップの為に、国際交流基金からの助成を受けて日本から参加されています。7日(日)までの開催ですので、是非ご参加ください。プログラムは下記からご確認いただけます。 https://vp.eventival.com/anifilm/2023/film-schedule
リヘツキー・ディレクターと鈴木大使
© Eva Koříková
挨拶する山村浩二教授
© Eva Koříková
ヴィヴァルディの「四季」をアニメーション映像化したコンサート
© Eva Koříková
5月2日、鈴木大使はカレル大学社会学部に訪問、政治学研究所の授業にて、「インド太平洋における安全保障面での挑戦」と題した講演を行いました。我が国を取り巻く厳しい安全保障環境の現状、新国家安全保障戦略に基づく我が国の対応について説明しました。その上で、アジア、欧州各国、米国等と協力・連携しながらルールに基づく国際秩序を守っていく必要性を強調しました。講演後、参加した学生の皆様と今後の日本の防衛戦略やその展望について活発な意見交換を行いました。
講演する鈴木大使
ハラース博士と鈴木大使
4月27日、鈴木大使夫妻は、我が国の対ウクライナ支援の一環として、UNHCRを通じて実施している避難民の法的・社会的サービスへのアクセス確保の取組を視察しました。まず、UNHCRよりプロジェクトの概要を伺った後、UNHCRと連携して対応に当たっているRomodromとOPU(Organizace pro pomoc uprchlíkům)のプラハ市内のそれぞれの拠点を訪問しました。Romodromはロマの人々に対する支援を、OPUは国際難民がチェコで法的サービスや社会サービスにアクセスするための支援を提供しています。鈴木大使夫妻は、各訪問先でウクライナから避難してきた方々と対面し、一人一人のお話を伺いました。こうした方々の中には、ロシアによるウクライナ侵略のために過酷な経験をされた方が少なくありません。複雑な思いを語って下さった避難民の方々は皆、我が国からの支援を含めこれまでにチェコで受け取った全ての支援に対して、深い感謝を述べていました。日本は、引き続き、チェコ政府、UNHCRをはじめとする国連機関、NGOなどのパートナーと協力し、ウクライナを支えていきます。
UNHCRより説明を受ける大使夫妻
Romodromが支援するロマのご家族との懇談
自身の体験を語ってくださる避難民の皆様
OPU, UNHCR,ウクライナの皆様と
4月26日、鈴木大使夫妻は、我が国の対ウクライナ支援の一環としてパルドゥビツェ市においてIOMを通じて実施している避難民のためのコミュニティーセンター「カリーナ」の開所式に出席しました。式には、リヒテツキー・パルドゥビツェ副市長、NGOや企業など、本プロジェクトに関わっている大勢の関係者が出席しました。本センターは、ウクライナ避難民支援に関する情報拠点というだけでなく、避難民が現地の人々との交流や語学教育などを通じてチェコ社会と繋がるための重要な場所となります。鈴木大使は、完成したセンターを再訪する喜びを語るとともに、この場所が避難民と地元住民の笑顔であふれる空間となることを祈念しました。
また、鈴木大使夫妻は、同プロジェクトにおいて整備され、まもなく貸し出される予定となっている住宅を視察しました。日本は、引き続き、チェコ政府、IOMをはじめとする国連機関、NGOなどのパートナーと協力し、ウクライナを支えていきます。
コミュニティーセンター「カリーナ」外観
コミュニティーセンター「カリーナ」内観
前回訪問時に頂いた避難民の子供達の手形を手に挨拶する鈴木大使(右)、夫人(中央)、スルディンコヴァー・センター長(左)
開所式の様子
鈴木大使による記念植樹
プロジェクトで整備された住宅についてIOMチームから説明を受ける鈴木大使夫妻
4月25日、鈴木大使夫妻はカレル大学に訪問、哲学部アジア研究所日本学研究専攻の授業を見学、学生の皆様と交流しました。授業では日本文化に関する書籍の紹介がなされ、発表を通して様々な視点や気づき、体験を共有しました。また、同日午後より鈴木大使は哲学部本部棟にて、「インド太平洋における安全保障面での挑戦」と題した講演を行いました。我が国を取り巻く厳しい安全保障環境の現状、新国家安全保障戦略に基づく我が国の対応、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)のための新たなプランについて説明、欧州を含めた世界各国全体で協力・連携しながら国際秩序を守っていく必要性を強調しました。講演後、参加した学生の皆様と活発な意見交換を行いました。学生、教員の皆様とともに、日本の様々な側面をともに学び合うことができた、充実した一日となりました。
日本学研究専攻の皆様と鈴木大使夫妻
授業に参加する鈴木大使夫妻
講演する鈴木大使
4月15日、鈴木大使は、第47回日本語弁論大会に審査員として出席しました。当大会は本年で47年目を迎え、世界的に最も古く、伝統のある日本語弁論大会となります。会場は出場者の日頃の学習の成果を存分に発揮しようというやる気と熱意に満ちており、非常にレベルの高い、また工夫の凝らされた数々の面白いスピーチを披露しました。 スピーチの発表の合間には出場者、当地学生による日本の楽曲の演奏、合唱、また沖縄エイサーのパフォーマンスが披露され、日本文化にも触れることもできる大変楽しい大会となりました。 改めて、本大会の開催にあたり、ご支援いただいた皆様に深く感謝申し上げます。今後も日本語学習を通じて、よりたくさんのチェコの方々が日本に親しみを持ち両国の架け橋となってくれることを願っております。
挨拶する鈴木大使
スピーチを行う発表者
出場者、共催団体・後援企業の皆様と大使夫妻
4月14日、鈴木大使は、我が国による在チェコ・ウクライナ避難民へのワクチン接種強化事業によるコールドチェーン機材(特殊冷蔵庫、冷凍庫)引き渡し式に、ヴァーレク副首相兼保健大臣、プシュタイWHOプラハ事務所長とともに出席しました。本件事業は我が国の対ウクライナ人道支援の一環としてチェコに供与される総額約200万ドルの一部として行われるものです。COVID-19他ワクチンの定期接種を必要とする多くのウクライナの子供たちの流入の結果、チェコのワクチン接種システムの負荷は増大しており、システムを強化していくことは急務です。プロジェクトでは、ワクチンの輸送・保管のための特別な冷蔵庫と冷凍庫計287台を調達し、チェコ国内の大学病院や公衆衛生センターに送られます。
日本は、他にも、在チェコ避難民への住宅提供、社会サービスへのアクセスを支援しています。引き続き、チェコ政府、WHOをはじめとする国連機関、NGOなどのパートナーとともに、ウクライナを支えていきます。
(左から)鈴木大使、ポデシュショヴァ・プラハ総合大学病院副所長、ヴァーレク副首相、プシュタイWHOプラハ事務所長
鈴木大使のスピーチ
ヴァーレク副首相のスピーチ
病院に届けられた冷蔵庫と冷凍庫
倉庫に到着した冷蔵庫と冷凍庫
4月12日、日本大使公邸において、令和四年秋の外国人叙勲により旭日小緩章を授与されたヴラスチスラフ・マトウシェク 元プラハ芸術アカデミー音楽舞踊学部(HAMU)准教授への叙勲伝達式を開催いたしました。マトウシェク氏は、民族音楽学の第一人者として、HAMUとプラハ・カレル大学哲学部音楽研究所において、長年にわたり和楽をはじめとする民族音楽学の講義を行い、和楽の理解促進に貢献してこられました。また、尺八奏者・作曲家として、数えきれぬ機会に尺八を演奏し、自身の作曲を多く世に送り出してきたほか、尺八サークルを結成して多くのチェコの人々に尺八の魅力を伝えてこられました。さらに、マトウシェク氏が設立し、代表を務めてこられた国際尺八フェスティバルプラハはますます活発となっています。マトウシェク様なくして、これほど多くのチェコの人々が尺八の音色に触れる機会をもつことはなかったといっても過言ではありません。式典ではマトウシェク氏がご家族とともに演奏を披露するなど、賑やかな雰囲気のもとで氏の叙勲を祝いました。
勲章を授与されたマトウシェク氏と鈴木大使
演奏するマトウシェク氏
ご息女との演奏
ご家族での演奏
マトウシェク氏、ヴォジツカー氏と大使夫妻
マトウシェク氏、ご家族の皆様と大使夫妻
4月3日、山添直智1等陸佐と北村晃一2等空佐が、新しくチェコ大使館の防衛駐在官として着任し、正式に活動を開始しました。在ドイツ大使館からの兼轄の形です。日本が国家防衛戦略で策定した、チェコとの協力強化のための大変重要な一歩です。
この機会に、大使公邸で、両防衛駐在官を歓迎するレセプションを行い、チェコ軍参謀本部、チェコ国防省、チェコ外務省からの代表者、プラハ駐在武官団のメンバーにお越しいただきました。レセプションでは、活発な意見交換が行われ、日チェコ二国間のみならず、多国間の連携を深めていくにあたり、大変有意義な機会となりました。
山添、北村両防衛駐在官の活躍により日欧安全保障関係が一層深まることを期待しています。
集合写真。一列目は左からチェコ軍参謀本部のミルチツキー准将、山添1等陸佐、鈴木大使、北村2等空佐、マルクヴァルトセン・プラハ駐在武官団長(スウェーデン武官・中佐)
4月3日、鈴木大使はウースチー・ナト・ラベム市を訪問し、ネドヴェディツキー市長を表敬訪問しました。ウクライナ避難民への支援の取組、水素エネルギーの活用などの産業政策、情報セキュリティ・デジタル化など幅広い分野について意見交換を行い、今後各分野で協力を模索していくことで一致しました。
(左から)ヴラフ第一副市長、ネドヴェディツキー市長、鈴木大使、イェジェク第二副市長
サインブックに署名する鈴木大使
4月2日、鈴木大使はテプリツェを訪問し、現在テプリツェ博物館で開催されている展示「日本、我が愛」を見学しました。同展示は、日本に在住していたクリエーター、アーティストのミュレル夫妻によるもので、日本で集めたコレクションや日常の品々、写真、同夫妻による作品をご覧いただけます。展示は、4月30日までの開催です。同展示やテプリツェと日本が共有する温泉文化を通じて、同市と日本の交流がますます活発になることを願っております。
(右から)ミュレル夫妻、鈴木大使、リチュコヴァー博物館館長、ハンザ副市長
展示の様子
3月30日、鈴木大使はJakubská ギャラリーで開催されたHector Quartetによるコンサートに出席いたしました。カルテットのメンバーの皆様は現在プラハ藝術アカデミー室内学科に在籍しながら、チェコと日本で多数のコンサートに出演されています。皆様の更なるご活躍をお祈りいたします。
鈴木大使とカルテットの皆様
コンサートの様子
3月30日、鈴木大使は、AMO(Association for International Affairs)の事業の一環であるプラハ・学生サミットより派遣された高校生の表敬訪問を受けました。日本の教育制度の特徴、地域の違い、安全保障政策など様々な質問が高校生より寄せられ、活発で有意義なディスカッションとなりました。今後も皆様が日チェコ交流に興味を持ち、両国の友好の担い手となられることを願っております。
学生サミットとのディスカッション
学生サミットの皆様と鈴木大使
3月30日、鈴木大使はチェコに拠点を持つEUのレーザー研究施設「ELI-BEAMLINES」を訪問しました。研究開発分野における日本とチェコの協力が、今後益々発展することを期待します。
研究施設の説明を受ける鈴木大使
3月28日、鈴木大使は、ニューヨーク大学プラハ校(The University of New York in Prague)にて、「インド太平洋における安全保障面での挑戦」と題した講演を行いました。我が国を取り巻く厳しい安全保障環境の現状、新国家安全保障戦略に基づく我が国の対応、日本のウクライナ支援等について説明しました。その上で、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)のための新たなプランを紹介し、アジア、欧州各国、米国等と協力・連携しながら国際秩序を守っていく必要性を強調しました。講演後、参加した学生の皆様と活発な意見交換を行いました。
講演する鈴木大使
ニューヨーク大学プラハ教員の皆様と鈴木大使
3月28日、鈴木大使は、プラハ経済大学の学生団体が主催した2025年大阪・関西万博に関するパネルディスカッションに参加しました。国際関係学や外交学を学ぶ多くの学生に対し、文化、経済、政治分野におけるこれまでの日チェコ間の交流について紹介すると共に、未来社会をデザインし、実験し、示していくイノベーションのショーケースとしての大阪・関西万博の魅力を述べました。
2025年の大阪・関西万博をきっかけに両国間の人的・経済的交流や相互理解が一層深まることを期待します。
会場の様子
学生の方々からの質問に応じる鈴木大使
プラハ経済大学JDIの皆さん、チェコ万博参加代表のオンジェイ・ソシュカ氏(右から3番目)、鈴木大使(一番左)
3月27日、鈴木大使はルドルフィヌムで公演されたコンサート Vessels of Lightに出席しました。今回チェコ初演となった交響曲第6番 Vessels of Lightは、第二次世界大戦中に活躍した日本の外交官杉原千畝の実話に着想を得て作曲されました。杉原千畝はリトアニアの当時在カウナス日本領事代理として、迫害から逃れてきたユダヤ人に対し日本の通過ビザ(通称「命のビザ」)を発給しました。このビザにより6千人以上ともいわれる人々が救われ、後年杉原は唯一の日本人としてイスラエルより「諸国民の中の正義の人」の称号を贈られました。同楽曲は、チェリストのクリスティナ・レイコ・クーパー氏が、自身の義父が杉原サバイバーであることを知り、杉原の勇気ある行いを広めるため作曲家オーエルバッハ氏とともに完成させたものです。今回本コンサートのチェコでの実現に尽力された全ての皆様に感謝申し上げるとともに、クーパー氏の活動がさらに多くの国で広がっていくことを願っております。
挨拶する鈴木大使
指揮者のリーブライヒ氏と
チェリストのクーパー氏
コンサートの様子
展示「諸国民の中の正義の人」の中の杉原
のパネル
3月24日、鈴木大使は、パルドゥビツェ市において実施されているIOMのウクライナ避難民支援プロジェクトを視察しました。本プロジェクトは、昨年12月に発表された追加的な我が国のウクライナ避難民支援策の一環として実施されているものです。本プロジェクトは、現在使用されておらずかつ市場に出ていない既存住宅を、必要な改修等を施した上でウクライナ避難民に貸し出す画期的な取組です。
鈴木大使は、IOMのプロジェクトの一部として設置準備が進められているウクライナ避難民のためのコミュニティーセンター現場を訪れました。センターの壁には日章旗と共に “From the People of Japan” の文言が飾られており、我が国の支援によるものであることが明確に示されています。ウクライナ国旗の青色と黄色の避難民の子供たちの手形のプレゼントをいただきました。
また、鈴木大使は、住宅・教育環境の面でのウクライナ避難民支援の現状や今後の課題について市長等関係者と意見交換を行いました。地域開発省関係者からは、このパルドゥビツェ市でのパイロット・プロジェクトは今後の全国的な展開に向けた重要な意義を持つものであるとの説明があり、我が国の支援に対する感謝が表明されました。
その後、大使はウクライナ避難民の子供たちも受け入れている地元の青年空手クラブ「ライオンズ」の演舞を鑑賞し、子供たちから日本に関する多くの質問を受けました。
日本は、未来を担う子供たちのために、国連機関、チェコ政府、NGOなど多くのパートナーとともに、ウクライナ、そしてそれを支えるチェコを支援していきます。
ナダハル・パルドゥビツェ市長及びプロジェクト関係者の皆様と
意見交換の様子
空手クラブの皆様と
コミュニティーセンタープロジェクトに携わる皆様と
ウクライナの子供達の手形のプレゼントを受け取る鈴木大使
3月24日、鈴木大使は、ラウレンチーコヴァー人権担当政府代表とウクライナ避難民支援について意見交換を行いました。ラウレンチーコヴァー代表は、今チェコが優先的に取り組むべき課題として、労働市場や教育など広範な分野での「統合と適応(Integration and Adaptation)」を挙げ、国連機関・中央政府だけでなく、地方政府、NGO等民間セクターが連携して問題解決にあたる重要性を強調しました。鈴木大使からは、同日午後に視察に訪れるパルドゥビツェ市の取組を含め、日本と国連機関が取り組んでいる事業について紹介しました。
鈴木大使とラウレンチーコヴァー政府代表
3月22日、鈴木大使は現代美術センターDOXで上演されたCo. Ruri Mitoによる作品「住処」を鑑賞しました。同作品はダンサー・振付家である三東瑠璃氏の振付けによるもので、ダンサーの一糸乱れぬ表現とパフォーマンスが会場全体に独特の一体感を生み出し、観客の方々を惹きつけました。チェコ、ルーマニア、フランスを巡る本ツアーは、国際交流基金などの助成により、コロナ禍を乗り越えて3年越しの実現となりました。各地での公演のご成功をお祈りいたします。
ドチョロマンスキーDOX舞台芸術プログラムディレクター(左から4番目)、三東様(右から4番目)、ダンサーの皆様と鈴木大使
挨拶する鈴木大使
3月17日、鈴木大使はPVA EXPO PRAHAで開催された旅行展Holiday World & Region Worldを視察しました。同展で初めてとなる観光庁による日本ブースが設けられ、名所や食、文化、四季の彩りなど様々な日本の魅力を伝えながら日本旅行をPRしました。
また、18日には当館協力のもと日本酒の試飲会を行いました。今回提供した山形県産のNenrin、長野県産のSparkling Roseのフルーティーで爽やかな味わいは来場者の皆様から高い評価をいただきました。今後より多くの皆様が日本を訪れ、その魅力に触れていただけることを願っています。
(左から)志牟田JETROプラハ事務所所長、居石JNTOフランクフルト事務所上席次長、
鈴木大使、
JTBコミュニケーションデザイン三谷様
3月16日、鈴木大使は、チェコインベスト(チェコ共和国ビジネス投資開発庁)及びJETRO(日本貿易振興機構)がオンラインで開催したビジネスマッチングイベント「チェコ・日本・イノベーション・デイズ」のオープニングに出席し、開会挨拶を行いました。
オープニングイベントでは、「バッテリー・エネルギー貯蔵システム」、 「循環経済」、「スマート農業」等の分野で先進的かつユニークな技術を有するチェコ企業 が、日本や欧州から参加した将来の潜在的な日本のパートナーに向けてプレゼンテーションを行いました。
その後2週間にわたり、日本とチェコ企業の間で個別面談が行われます。こうしたイベントを通じて、グローバルな目標であるカーボン・ニュートラル社会の構築に向け、二国間の産業技術協力がさらに強化されることを期待します。
鈴木大使によるスピーチ
3月15日、鈴木大使は、国防省のラトカ・コンデルロヴァー産業協力総局長を訪問し、日本とチェコの間の防衛技術・産業分野における様々な協力の可能性について意見交換を行いました。日本の防衛戦略は、重要な同志国としてチェコとの連携強化を目指しています。
コンデルロヴァー総局長と鈴木大使
3月14日、鈴木大使は、チェコ外務省にて開催された「チェコにおけるウクライナ避難民への支援及びウクライナ情勢に対する地域避難民対応計画(RRP)に関するプレスイベント」に出席し、ドナー国代表としてスピーチを行いました。鈴木大使は、ウクライナの人びとに対するチェコの寛大な支援に敬意を表し、こうした負担を背負うのは周辺国だけであってはならず、国際社会全体で受け止めていく重要性を強調しました。更に、ロシアの侵略により傷つけられた国際法秩序を回復するため、日本として引き続きチェコと連帯し、同盟国、国連機関、NGOなどのパートナーとともにウクライナを支援し続けていく強い決意を述べました。
本イベントには、ウクライナ避難民支援の中核的役割を担う、チェコ内務省、首相府、国連機関、NGO、ドナー国をはじめとする外交団、報道など多くの関係者が参加しました。
鈴木大使によるスピーチ
リパフスキー外相によるスピーチ
2月27日、鈴木大使は、チェコ下院議会で開催された会議「日本ーチェコ企業にとっての戦略的輸出機会」に出席いたしました。下院議会メンバーの他、日本におけるビジネスに関心を有する多くのチェコ企業関係者が参加し、チェコ投資庁並びにチェコ貿易庁から日本のビジネス環境についての説明を受けました。鈴木大使からは、これまでの日チェコ両国間の経済関係の発展について紹介すると共に、グリーン技術やデジタル技術での更なる協力、2025年の大阪・関西万博の機を捉えた文化・経済面での交流深化についての期待を述べました。
鈴木大使によるスピーチ
会場の様子
2月22日、鈴木大使は、ルベシュ外務次官を訪問し、今後の日本とチェコの二国間関係の発展やアフリカ、インド太平洋地域におけるグローバルな課題への両国の協力について意見交換を行いました。ウクライナ戦争で毀損された法の支配や価値に基づいた国際社会を維持発展させるため、両国が益々重要なパートナー同士であることを確認しました。
鈴木大使とルベシュ外務次官
2月20日、鈴木大使は日本映画祭2023のオープニングに出席しました。本年16回目を迎える日本映画祭は「見知らぬ日本」をテーマにこれまでと一味異なる、多面的な日本をお届けします。キノ・ルツェルナにて2月25日まで毎日異なる作品を紹介しておりますところ、是非足をお運びください。本イベントの開催にご尽力いただいた全ての関係者にあらためて心から感謝申し上げます。
挨拶する鈴木大使
挨拶するチェコ日協会ポスコチロヴァー氏と司会のヒーブル氏
2月8日、鈴木大使はシェベク・スポーツ庁長官を表敬訪問しました。野球、バスケットボール、柔道、やり投げ他様々な競技において日本とチェコ両国の選手が活躍しており、国際大会等を通じた両国の人的交流は一層活発になっています。今後もこうした両国のスポーツ交流を推進していくことで一致しました。
鈴木大使とシェベク・スポーツ庁長官
ヒルトンホテルプラハにおいて,令和4年度天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの開催となりましたが、日本・チェコ外交関係開設30周年という節目を迎える中、チェコ政府及び議会要人、経済団体や各種社会団体の幹部、各国大使など約300名の出席者とともに、天皇陛下の63歳のお誕生日(2月23日)をお祝いしました。
会場内では,トヨタ、パナソニック、三菱電機、東レの優れた製品と高い技術が紹介されたほか、JALによる日本観光案内や草月スタディグループによる季節の花を使った美しい生け花が展示され、大きな注目を集めました。また、アサヒビールの「スーパードライ」や全農グループによる冷凍寿司,タコフーズによる日本酒の提供が行われ、ご来賓の方々に楽しんでいただきました。
ドラホシュ上院第一副議長の挨拶
コザーク外務副大臣の挨拶
乾杯の挨拶
歓談(全体)
鈴木大使夫妻は、当館との共催で行われた第15回チェコ日本友好協会新年コンサートに出席しました。プラハ日本人学校の生徒の溌剌とした歌声や、スヴィーターニー児童合唱団の澄み渡る合唱が会場に響いたほか、日本人ピアニスト薩摩研斗氏の奏でる軽やかなピアノとシュターミッツ四重奏団の深みのある演奏が来場者を魅了しました。
プラハ日本人学校の皆さん
(©写真:Gabriela Goffová)
スヴィーターニー児童合唱団の皆さん
(©写真:Gabriela Goffová)
シュターミッツ・カルテットと薩摩さん
(ピアノ)
(©写真:Gabriela Goffová)
出演者の皆様方と鈴木大使夫妻
(©写真:Gabriela Goffová)
1月21日、鈴木大使夫妻は、茶道裏千家淡交会チェコ協会主催で行われた初釜(新年に初めて釜をかけ,新しい年を迎えたことを祝う茶行事)に出席しました。お茶のお点前や新春を祝うお菓子「花びら餅」をいただき,日本の素晴らしい伝統をご披露いただきました。皆様にとって2023年が喜び溢れる一年となりますようお祈り申し上げます。
裏千家の皆様と大使夫妻
お茶をいただく大使夫妻
1月13日、大使公邸において、2023WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に初出場するチェコ代表選手団の壮行会を行いました。チェコは日本と同組に属しており、3月11日東京ドームにて対戦予定です。滞在中は日本の様々な魅力にも触れていただきながら、スタジアムそして世界の観客を沸かせるような、チェコチームの全力のプレーと健闘をお祈りいたします。
ディトリヒ・チェコ野球連盟会長、代表団の皆様と大使夫妻
ディトリヒ会長と鈴木大使
1月11日、鈴木大使は、プルゼンで開かれた漫画作品「IOGI(井荻)」展示会オープニングイベントに参加しました。 本作品は、外務省主催第15回日本国際漫画賞で入賞し、チェコにおいては初めての展示会となります。 鈴木大使より、本展示会が作品の描く日本の日常生活のさりげない幸せにチェコの人々が触れるきっかけとなること、また携わった原作者、西ボヘミア大学学生の皆様に対して祝辞を述べました。 2023年は日チェコ外交関係30周年の記念の年となります。その始まりにふさわしい、日チェコ文化交流の歴史に新しい1ページを刻むイベントとなりました。
鈴木大使と原作者、西ボヘミア大学の皆様(©写真:Alex Dym)
12月8日、鈴木大使はムラダー・ボレスラフ市青年議会連盟主催の「チェコ・日本の日」に参加しました。本イベントは同連盟代表の高校生ダヴィド・イーラさんが企画、ご招待くださいました。様々な日本文化にまつわる創作展示紹介、合唱などのあたたかい歓迎を受けた後、国際社会の平和と安定にむけた日チェコの外交面での協力をテーマとしたディスカッションを行い、活発に意見を交換いたしました。将来の日チェコ関係の発展を担う若い皆様と交流し、日本への理解を深める貴重な機会となりました。
青年議連より歓迎を受ける鈴木大使
ディスカッションの様子
青年議連の皆様と鈴木大使
イーラさんと鈴木大使
12月8日、鈴木大使は、ムラダー・ボレスラフ市を訪問し、ボウシュカ第一副市長より、自動車産業拠点を有する同市の様子、また今後の技術的協力、発展の展望についてお伺いしました。地方自治体を含めた日チェコ両国間の協力により、ムラダー・ボレスラフ市と我が国との友好関係が将来的にますます強化されることを期待しております。
ボウシュカ第一副市長と鈴木大使
12月7日、鈴木大使はプラハ市内の私立大学CEVRO Institute(セブロ・インスティチュート)にて、「インド太平洋における安全保障面での挑戦」と題した講演を行いました。インド太平洋地域の厳しい安全保障環境、これに対する我が国の対応、また地域の平和と安定を目指したアジア諸国、米国、欧州との協力の現状・可能性について説明、その中で、ルールに基づく国際秩序を守っていく必要性を特に強調し、参加した学生の皆様と活発な意見交換を行いました。
講演する鈴木大使
講演の様子
ミュラー教授(左)とツィースレル国際部長(右)
11月29日、日本大使公邸において、令和4年度の外務大臣表彰を受賞されたダナ・ドラーボヴァー原子力安全庁長官への表彰状授与式が行われました。
ドラーボヴァー長官は、1999年から原子力安全庁の長官を務め、2011年3月に発生した福島原子力発電所の事故後、現在に至るまで、日本の状況や対応について、専門性の高い情報や科学的評価を積極的に発信し、これらの活動は、チェコ共和国および国際社会において、日本の状況に対する正しい理解を促進するために大きく貢献しました。また、2018年からは原子力規制国際アドバイザーとして、日本の原子力規制行政について助言を行っています。
ドラーボヴァー長官は、「事故後の日本による適切な状況判断と被害を最小化するための努力が、チェコ国民と日本のチェココミュニティに対する明確な情報発信を可能にした。日本の原子力規制国際アドバイザーへの就任は大変光栄なことであり、引き続き、原子力を含むあらゆる分野において、日本との関係を深めていきたい。」と語りました。
表彰状を授与されたドラーボヴァー長官と鈴木大使
答辞を述べるドラーボヴァー長官
受賞を祝して乾杯するドラーボヴァー長官と鈴木大使
11月28日、鈴木大使はミス・チェコ2022のアデーラ・マジェリチョヴァーさん、ミス・チェコ大会運営者タチャーナ・マカレンコさんの表敬訪問を受けました。マジェリチョヴァーさんは来月12月に東京で行われるミス・インターナショナル2022世界大会にチェコ代表として出場します。同大会出場者は我が国の観光庁より「ミスビジット・ジャパン(VJ)観光特使」にも任命されており、今後の日本文化普及、インバウンド観光促進、地域振興に貢献していただけることを期待しています。
タチャーナ・マカレンコさん(左)、アデーラ・マジェリチョヴァーさん(右)と鈴木大使
11月26日、鈴木大使はチェコ野球協会主催の2022年優秀選手表彰式、日本遠征結団式(ベースボール・ガラ)」に出席しました。大使からは「最優秀外野手」受賞者に賞を授与、またチェコ代表選手団からはサインボールが大使に贈呈されました。チェコは2023年3月に開幕するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に欧州代表として初出場が決定いたしました。日本代表とは同じラウンドに所属、東京ドームにて試合をする予定です。
最優秀外野手賞を授与する鈴木大使
チェコ代表選手団よりサインボール贈呈
写真提供:Lenka Brožová/ČBA
チェコ代表選手団を激励する鈴木大使
11月24日、鈴木大使は日本への投資に関心のあるチェコ企業等が参加するBusiness Workshop Japanに出席、投資先としての日本の魅力についてご説明しました。ワークショップでは、JETROプラハ事務所がJETROの対日投資支援事業を紹介するとともに、実際に日本でビジネスを展開しているチェコ企業が、投資先としての日本の魅力や日本でのビジネスを成功させる秘訣について紹介しました。
開会挨拶をする鈴木大使
ワークショップの様子
11月22日、鈴木大使はメトロポリタン大学プラハにて、「インド太平洋における安全保障面での挑戦」と題した講演を行いました。我が国を取り巻く安全保障環境の概略、またインド太平洋の戦略的重要性について講演し、アジア諸国、米国、欧州と我が国の平和構築のための相互協力体制の例を紹介しました。参加した学生の皆様は100名を超え、活発な意見交換を行いました。
講演する鈴木大使
講演の様子
コルマシュ・アジア研究学科長(左)とクリーマ学長(右)
11月15日、鈴木大使はピルゼン動物園を訪問し、敷地内にある日本庭園等を見学いたしました。「翔和苑庭園」と名付けられた本庭園は、日本ガルテン協会原田榮進氏により2004年に作庭されたものです。また、訪問にあわせてヴラスチスラフ・マトウシェク氏が尺八の演奏を披露しました。日本庭園をより多くの人が訪れ、日本文化をより身近に感じていただけることを願っております。
日本庭園の前でペシュ植物園長と鈴木大使
(左から)ペシュ植物園長、鈴木大使、マトウシェク氏、トラーヴニーチェク動物園長、ゴラ・ピルゼン市議会議員
11月15日、鈴木大使は西ボヘミア大学にて、「インド太平洋における安全保障面での挑戦」と題した講演を行いました。厳しさを増す同地域の安全保障環境と戦略的重要性、我が国の防衛力強化や自由で開かれたインド太平洋を実現するための取組、欧州、米国、アジア諸国との協力について講演し、参加した学生の皆様と活発な意見交換が行われました。
講演する鈴木大使
聴講する学生の方々
コデット日本センター長(左)とシュレホフェロヴァー哲学部副学部長(右)
10月31日、鈴木大使はプラハ経済大学で開催されている「イノベーション・ウィーク」にあわせ、「日本のイノベーション政策」と題した講演を行いました。成長戦略としての我が国のイノベーション政策の概要、AI、量子技術、クリーンエネルギーなど個別分野での取組を紹介したほか、経済安全保障そして研究・教育における日欧の交流・協力の重要性を強調しました。講演に参加された学生や来場者の皆様が日本に関心を抱き、日チェコ交流を一層促進していただけることを願っております。
講演する鈴木大使
左から)フナート副学長、大使夫妻、ストゥフリーコヴァー・アジア研究センター所長
10月26日、鈴木大使はチェコ産業貿易省で開催された日チェコ原子力セミナーに出席し、開会挨拶を行いました。セミナーでは、日本の原子力専門家から、福島原子力発電所における事故の教訓やその後の安全性向上に向けた取組等について紹介し、参加したチェコ側原子力関係企業や研究者から大きな関心が寄せられました。今後、より安全性・効率性の高い原子力技術の研究開発や同分野における人材育成において、日チェコ両国の協力が一層深まることを期待します。
開会挨拶をする鈴木大使
セミナーの様子
セミナーの様子
10月16日、鈴木大使はズリーン南東モラヴィア博物館を訪問し、製靴工場バチャの歴史・当時として先進的な従業員の福祉を重視した経営方針について説明を受け、日本を含めた世界中の靴のコレクションの展示を見学いたしました。また、同博物館にはチェコの旅行家ハンゼルカとジクムンドが2回に渡って行った世界旅行の様子が展示されており、両氏が1963年に7ヶ月滞在した日本での記録等を見ることができます。同博物館をより多くの人が訪れ、多様な日本とチェコの繋がりについて知っていただけることを願っております。
ホジャーコヴァー館長秘書(左)、チェフマーンコヴァー職員(右)と鈴木大使
10月15日、鈴木大使はズリーン動物園を訪問し、敷地内にある日本庭園を見学いたしました。同庭園は2014年に造園されて以来、現在1,000平方メートルの規模にまで拡張されており、樹齢100年を超える松の木々などが植えられています。日本庭園をより多くの人が訪れ、日本文化に親しみを持っていただけることを願っております。
ホルスキー動物園長と鈴木大使
10月14日、鈴木大使は第6回「オストラヴァでの日本の日々」オープニングに出席いたしました。本年はチェコの皆様による様々なパフォーマンス、展示等のほか、欧州そして日本から参加した日本人アーティストが多数出演しました。本イベントの成功をお祝いするとともに、開催に尽力されたチェコ・日本文化センターをはじめ関係者の皆様に御礼申し上げます。本イベントを通して両国の交流がますます活発化していくことを願っております。
挨拶する鈴木大使(中央)とマツラ市長(左)
作曲家・ピアニスト中村天平氏によるコンサート
10月5日、鈴木大使はプラハで開催された国際鉄道フォーラム・カンファレンスのオープニングセッションに出席し、開会挨拶を行いました。鉄道業界においても、環境やエネルギーコストに配慮した車両開発やインフラ整備、デジタライゼーションが求められています。このような技術の開発において、日本とチェコが協力し世界をリードしていくことを期待します。
開会挨拶をする鈴木大使
10月3日、鈴木大使は、2025年大阪万博のチェコ政府代表オンジェイ・ソシュカ氏らとCEITECマサリク大学を訪問しました。我が国の大学、学術・研究交流の展望につき意見交換を行い、より活発化させることで一致しました。
CEITECマサリク大学関係者、オンジェイ・ソシュカ氏(一番左)と
鈴木大使
10月3日、鈴木大使は、バルトシェク下院副議長の招待を受け、ブルノに所在するセントトーマス修道院を訪問しました。同地は、遺伝学者で修道院長であったグレゴール・メンデル (メンデルの法則の発見者)氏が、1856 年から 1863 年にかけて修道院の庭でエンドウ豆の実験を行った場所です。科学的発展の歴史的背景の説明を受けながら、日チェコ関係の強化のため今後の協力について対話を深めていくことで一致しました。 また、2025年大阪万博のチェコ政府代表オンジェイ・ソシュカ氏も参加され、同万博の開催に向け、両国が一層協力していくことで一致しました。
セントトーマス修道院前
右からバルトシェク下院副議長、鈴木大使、
修道院の皆様
セントトーマス修道院内図書館で訪問記帳を
行う鈴木大使
セントトーマス修道院内での意見交換
右から4人目が、オンジェイ・ソシュカ氏
9月29日、鈴木大使夫妻はピルゼン市を訪れ、ピルゼン・フィルハーモニーのシーズン・オープニング・コンサートに出席しました。コンサート演目の後半に伊福部昭氏のシンフォニア・タプカーラが演奏されるに先立ち、鈴木大使は同氏の業績やアイヌ文化の影響等について紹介しました。ピルゼン・フィルハーモニーでは首席指揮者である岩崎宙平氏をはじめ6人の日本人演奏者が在籍しています。皆様の更なるご活躍をお祈り申し上げます。
(左から)カバロヴァー理事長、鈴木大使、
岩崎指揮者
コンサートの様子
(客席一列目中央が大使夫妻)
9月20日、日本大使公邸において、日本にて研究、修学した経験のある留学経験者との懇親会を実施しました。参加者は日本国内の大学にて留学を経験し、様々な年代、地域を飛び越えて日本での経験、学んだことについて意見を交換いたしました。日本での経験が今後も参加者の皆様のますますの活動の糧となり、日本・チェコの学術・人的交流がさらに発展していくことを祈っています。
日本留学経験者の皆様と鈴木大使夫妻
9月19日、鈴木大使はプラハ城球技の間にて行われた、写真展「天皇皇后両陛下のプラハ御訪問2002」のオープニングに出席いたしました。本写真展はJTI 社と日本大使館の共催で実現したものです。本年は2002年7月の天皇皇后(当時)両陛下のチェコ御訪問から20年目にあたります。本写真展では、当時チェコ大統領府に所属していた写真家アラン・パイエル氏がカメラに収めた御写真が展示されており、9月30日までの公開です。本展示の実現に協力いただいた大統領府、JTI社ほか関係者の皆様に深く御礼申し上げるとともに、多くの皆様が展示を訪れ、日本とチェコの友好に思いをはせていただけることを願っております。
挨拶を行う鈴木大使
会場の様子
スーク・カルテットの皆様
展示にて(左から)パイェル氏、
ルージチュカ上院第一副議長、鈴木大使、
ベルセJTIマネージャー(一番右)
9月17日・18日、鈴木大使は、モラビア・シレジア県を訪問しました。オストラバで行われた安全保障関連イベントNATO DAYS IN OSTRAVAを視察した後、ゴラソウスカー下院議員(チェコ日友好議連メンバー)の招きにより、チェコ、スロバキア、ポーランドが国境を接するフルチャヴァ村を訪れ、伝統的なものづくりを守り支援する重要性とそれが隣国との関係作りに果たす役割につき地元の方々と意見交換を行いました。また、ビエリツァ下院議員が市長を務めるハヴィージョフ市では、同市で50年以上の歴史を持つ空手と柔道の道場を訪れ、日本の武道が世代を超えて親しまれている様子を知ることができました。
NATO DAYS OSTRAVAにおいてシュルツ国防副大臣と
NATO DAYS OSTRAVAにおいてスタニュラ財務大臣と
フルチャヴァ村でゴラソウスカー議員と共に伝統的なチーズの製法を見学する大使
ハヴィージョフ市空手道場の皆さんと
ハヴィージョフ市柔道道場の皆さんと
9月16日から10月8日にかけて、第31回国際音楽祭ヤングプラハが開催されました。鈴木大使夫妻は、9月16日プラハ市新市街市庁舎、21日ポーランド大使館、10月8日ルドルフィヌムで行われたコンサートに出席しました。いずれのコンサートでも日本、チェコその他各国の若手音楽家がパワフルで活力に溢れた演奏を行い、来場者を魅了しました。本年も関係者の皆様の多大なるご支援・ご協力のもと、第31回ヤングプラハ音楽祭は成功裏に終わることができました。関係者の皆様に改めて感謝申し上げるとともに、本音楽祭のますますの発展を祈念いたします。
©写真: Jakub Lhota
挨拶を行う鈴木大使
オープニング・コンサートで演奏する森本さん(ピアノ)
ポーランド大使館コンサートにて黒沼さん
(ピアノ)、Cuore Piano Trio、
Gniazdowskiポーランド大使と鈴木大使夫妻
ファイナル・コンサートにて、Brownさん(指揮)、太田さん(ピアノ)と北ボヘミア・フィルハーモニー管弦楽団(テプリツェ)
9月13日、日本大使公邸において、令和二年秋の外国人叙勲により旭日中緩章を授与されたペトル・イェジェック(Mr. Petr Ježek)元欧州議会対日交流議員団団長への叙勲伝達式を開催いたしました。イェジェック氏は、欧州議会内で、日EU関係のより一層の強化に向けた活動を主導され、対日交流議員団団長として、数多くの業績を残されました。そうした業績の中で、特に歴史的意義を持つものは、今年で発効4年目を迎える日EU間のEPA及びSPA発効に際しての御尽力です。氏が今のEU関係の基盤を作ったと言っても過言ではありません。また、式典には、元欧州議会副議長のパベル・テリツィカ氏やチェコ下院議員のハヤト・オカムラ先生、チェコ外務省トラパ副大臣を始めとしたチェコ政府関係者の方々が多数参列され、なごやかな雰囲気のもとで氏の叙勲を祝いました。
勲章を授与されたイェジェック氏と鈴木大使
答辞を述べるイェジェック氏
イェジェック氏と鈴木大使夫妻
イェジェック氏とご子息と鈴木大使夫妻
9月12日、鈴木大使は、オストラヴァ市を訪問し、プラジャーク文化・健康担当副市長及びスヴォジル交通担当副市長から、環境分野を軸とした我が国地方自治体との協力や、現在同市が準備を進めている公共交通への水素の活用の状況ついてお伺いしました。今後、地方自治体を含めた日チェコ両国間の協力により、オストラヴァと我が国との友好関係がますます強化されることを期待しております。
左から、スヴォジル交通担当副市長、
プラジャーク文化・健康担当副市長、
鈴木大使
意見交換の様子
9月12日、鈴木大使は、オストラヴァ工科大学と横浜国立大学が共同で開催した、「構造部品の損傷と故障分析の新手法に関する日チェコワークショップ」の開会式に出席し、開会挨拶を行いました。今回が第9回目の開催となる同ワークショップには、日本とチェコの研究者や学生など、100名以上が参加し、マテリアルの耐性を調べるための手法等に関する研究成果を互いに発表、共有しました。日チェコ両国間の研究者等との今後のさらなる交流と、同分野における研究成果が産業の発展にますます貢献することを期待しております。
開会挨拶をする鈴木大使
ワークショップ開会式の様子
9月7日、鈴木大使は、スコペチェク下院副議長を訪問し、政治、経済、学術、文化等、様々な分野における現在の良好な二国間関係や、昨今の国際情勢を踏まえた両国の協力の更なる発展につき意見交換をしました。
鈴木大使(右)とスコペチェク副議長(左)
9月3日、鈴木大使は、ジャテツ市にて2~3日に行われた第65回ホップフェスティバルを訪問しました。コロナ禍を経て、本年のフェスティバルには大小合計44のビール醸造所が参加し、日本を代表するビールメーカーの1つであるサントリービール社も出店しました。古くからホップ産業とともに発展してきたジャテツ市は、現在もチェコ最大のホップ生産地となっています。高品質で知られるジャテツ産ホップは多くの日本のビールメーカーによっても使用され、チェコや日本のビールファンに愛されています。
ハモウソヴァ-・ジャテツ市長と鈴木大使
ホップフェスティバル会場の様子
サントリービール社のブース
9月1日、鈴木大使夫妻はプラハ市立図書館にて行われたASEAN+3映画祭のオープニングに出席いたしました。 同映画祭はASEAN加盟国、日本、中国、韓国の大使館の共催で実現し、9月10日までの開催です。オープニングでは伊藤有壱監督の「ハーバーテイル」が上映されたほか、9月10日には大森立嗣監督の「日々是好日」が上映されます。多くの皆様がイベントを訪れ、日本をはじめ各国の作品をとおしてより多様性あふれるアジアへの親しみを覚えていただけることを願うとともに、開催に尽力された各国大使館そしてプラハ市立図書館関係者の皆様に御礼申し上げます。
トラパ外務副大臣(左から5番目)、
ジェハーク図書館長(一番右)、
各国代表らと鈴木大使(右から3番目)
挨拶を行う鈴木大使(中央)
関係者の方々と鈴木大使(右から4番目)と夫人(一番左)
8月27日、鈴木大使夫妻は、プラハ市郊外のプルーホニツェ植物園にて、チェコ科学アカデミー植物園、チェコ日本友好協会、プラハ草月会及び当館の共催により開催された第12回プルーホニツェ・日本の日に出席しました。会場では華やかな生け花が展示されていただけでなく,着物の着付け、茶道・和食の紹介、狂言公演などが行われ,多様な日本文化を体験する多くの方々で活気に溢れておりました。
(左から)ウィルド植物研究所所長、
大使夫妻、チェコ日協会のトゥルンカ氏と
ルカーショヴァー氏
会場に展示された生け花作品
8月5日、鈴木大使は国立博物館にて行われた、原爆ドームの破片展示の除幕式に出席いたしました。この破片は2015年に日本を訪問した当時のチェコ下院議長と使節団に寄贈されたもので、この度「20世紀の歴史」展に常設展示されることとなりました。広島・長崎で起きた核兵器の惨禍を二度と繰り返さないために、我が国は国際社会と連携し「核兵器のない世界」の実現に歩みを進めてまいります。本展示を多くの方が訪問し、被爆の実相への理解を深めていただけることを願っております。
除幕式での鈴木大使とルケシュ館長
©Foto: Národní muzeum
「20世紀の歴史」展に展示された原爆ドームの破片
©Foto: Národní muzeum
6月9日、鈴木大使夫妻はプラハ市トロヤ植物園で開催された第17回盆栽展オープニングに出席しました。本年は盆栽と日本文化のフェスティバルをコンセプトに、チェコ、スロヴァキア、ドイツの盆栽家による約100点にものぼる美しい盆栽作品が集められたほか、様々な日本文化イベントが用意されました。本展は6月19日までの開催です。本イベントの成功をお祈りするとともに、皆様が一層日本文化に関心を持っていただけることを願っております。
盆栽展親善大使として参加された女優のクリスティーナ・ボコヴァーさん(右)と
イェノヴェーファ・ボコヴァーさん(左)と
鈴木大使夫妻
(© Botanická zahrada Praha)
大使賞を獲得した作品と鈴木大使夫妻
(© Botanická zahrada Praha)
6月8日、鈴木大使はBoldギャラリーで開催されているBUSHIDO!展を訪問し、展示されている甲冑、日本刀、武士をテーマとした絵画等を見学いたしました。作品の展示は6月21日まで行われています。同展示を通して皆様が日本に一層親しみをもっていただけることを願っております。
作品を鑑賞する鈴木大使とゼマン・キュレーター
(PHOTO: Pavel Šinágl)
6月7日、鈴木大使は、ハヴルダ欧州問題担当副大臣を訪問し、チェコのEU議長国としての優先課題と、それに向けた日本とチェコの協力について意見交換しました。ウクライナ復興支援や、インド太平洋への関与、エネルギーを含む経済安全保障、デジタル化などの様々な分野で日欧が協調して対応する重要性について一致しました。
鈴木大使とハヴルダ副大臣
6月7日、鈴木大使はザジーマロヴァー・チェコ科学アカデミー理事長を表敬訪問しました。同アカデミーは我が国の研究所、大学、研究者と工学、物理学、文学ほか幅広い分野で活発な学術・人的交流を行っており、今後もこの協力を強化、促進していくことで一致しました。
(左2番目から)鈴木大使、ザジーマロヴァー理事長、ホニス理事、クレスル職員
5月27日、日本大使公邸において、令和二年秋の外国人叙勲により旭日小綬章を授与されたヤン・シーコラ(doc. Ing. Jan Sýkora, M.A., Ph.D.)カレル大学准教授への叙勲伝達式を開催いたしました。シーコラ先生は、チェコ国内の日本研究において最も重要な人物であり、日本の近現代経済史から日本の思想、文化に至るまで幅広く扱い、また、そのご活躍は数々の欧州各国の大学での講義をご担当されるなど、先生の研究業績はチェコ・日本双方の相互理解の促進に大きく寄与されました。式では、鈴木大使による祝辞の後で、シーコラ先生に勲記・勲章が伝達され、先生からは、これまでに交流してきた多くの研究者、ご家族の皆様への謝意が述べられました。大学・研究機関、チェコ日本友好協会の方々やご友人が出席し、なごやかな雰囲気のもとで先生の叙勲を祝いました。
勲章を授与されたシーコラ先生と鈴木大使
答辞を述べるシーコラ先生
シーコラ先生と鈴木大使夫妻
5月24日、鈴木大使はシンデラージ(Mr.Šindelář)・プルゼン市長を表敬訪問し、同市に進出する日系企業への支援と協力について意見交換を行いました。プルゼン市は群馬県高崎市と姉妹都市として提携しており、今後も文化交流など様々な分野で我が国と同市の関係を促進していくことで一致しました。
鈴木大使とシンデラージ・プルゼン市長
5月24日、鈴木大使は西ボヘミア大学に訪問しました。ホレチェク学長他関係者の皆様と我が国の大学、企業との学術・研究交流の現状につき意見交換を行い、より活発化させることで一致しました。
その後、ラディスラフ・ストナル デザイン芸術学部において第15回日本漫画賞に入賞した「IOGI(井荻)」の授賞式をオンライン同時開催で行い、作品に関わったシュライフ氏、パーレニーチェク氏、学生の皆様を表彰いたしました。
また、2018年に開設された日本研究センターではコデット同センター長よりお話を伺い、学生の皆様と意見交換を行いました。
様々な分野において活躍する西ボヘミア大学と我が国の交流がますます発展していくことを願っております。
左から、ミハリーク副学部長、チェルマーク副学部長、バロフ准教授、ホレチェク学長、鈴木大使、コデット・センター長、アウブレヒト学部長
第15回日本国際漫画賞に入賞した皆様と
鈴木大使
日本研究センター関係者、学生の皆様と
鈴木大使
5月22日、鈴木大使夫妻はプラハ芸術アカデミー内のマルティヌーホールで行われた日本人留学生コンサートに出席しました。3年ぶりに行われた同コンサートでは、6人の学生が素晴らしい演奏を観客に届けました。開催に尽力されたチェコ日本人会の皆様に心から御礼申し上げるとともに、学生の皆様の更なるご活躍をお祈りいたします。
角野日本人会会長、留学生の皆様と鈴木大使夫妻
5月20日、鈴木大使はブルノ市で開催されたアニメフェスト2022オープニングに出席しました。アニメフェストは本年3年ぶりに開催され、チェコ内外から多くのアニメ・漫画ファンの方々が参加しました。同イベントの成功をお祝いするとともに、参加された皆様が日本に一層親しみを持っていただけることを願っております。
オープニングで挨拶を行う鈴木大使
©Foto: Filip Blažek
5月20日、鈴木大使は国防大学を訪問し、教育訓練や研究の現状などについて意見交換を行うとともに、学術研究での協力を今後進めていくことで一致しました。
鈴木大使とクチェイ副学長(対外関係・国際化担当)
5月17日、鈴木大使は、友好議員連盟のメンバーを公邸に招き、懇親会を行いました。オカムラ会長をはじめ多くのメンバー議員にお集まりいただき、政治・文化・経済あらゆる分野での二国間関係の強化や、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた両国の協力につき、有意義な意見交換を行うことができました。また、チェコ日本商工会及びJETROからもご参加いただき、日本企業のチェコ経済への貢献についても、議連のメンバーに広く知っていただく機会となりました。
5月7日、鈴木大使はプラハ市内の剣道場、光武館を訪問しました。光武館はチェコ剣道連盟会長でもあるツィーゲルハイム氏により開館されたもので、訪問時には5月末にドイツで開催される欧州選手権への出場を控えた方々を含めた選手の皆様が稽古に励んでいました。大会で日々の成果を存分に発揮されるよう応援しますとともに、これからも剣道を通じて一層日本に親しみをもっていただけることを願っています。
鈴木大使とツィーゲルハイム氏(その左)、
選手の皆様
稽古中の選手の皆様
4月29日、鈴木大使夫妻はナーホト市を訪問しました。ナーホト市は広島産業奨励館、現在の原爆ドームの設計者である建築家、ヤン・レツル氏の生まれ故郷です。同氏を通じたナーホト市と我が国の交流についてビルケ市長と意見交換を行い、レツル氏の親族の方々とともに同市に展示されている原爆ドームの破片を視察した後、レツル氏のお墓を訪れて献花を行いました。我が国は唯一の戦争被爆国として、ナーホト市をはじめチェコの皆様とも協力して「核兵器なき世界」の実現にむけて引き続き取り組んでまいります。
大使夫妻とビルケ市長ご夫妻、関係者の皆様
大使夫妻とヘイズレル家(レツル氏のご親戚)の皆様。
原爆ドームの破片展示にて
レツル氏のお墓に献花する大使夫妻
4月28日、鈴木大使は、チェコ下院で行われた原爆ドームの破片展示除幕式に参加しました。破片は、2015年にチェコ下院の代表団が広島を訪問した際、広島大学から寄贈されたものです。破片の展示が、チェコ国内で被爆の実相に関する理解を深め、核のない世界を目指す更なる一歩となるよう、下院とも協力しながら努めていきたいと思います。
挨拶をする鈴木大使
他の出席者との集合写真
4月27日、鈴木大使は、クラーリーチュコヴァー(Králíčková) カレル大学学長を表敬訪問し、今後のカレル大学との国際的交流の展望につき意見交換を行いました。学長は、カレル大学の長い歴史の中で初めての女性学長として今年2月に着任されました。日本との間で今後さらに学生、研究交流の輪を広げるために協力していくことで一致しました。
(左から)マルティーンコヴァー副学長、鈴木大使、クラーリーチュコヴァー学長
4月27日、鈴木大使は日チェコ友好議員連盟メンバーのストリーチェク(Mr. Strycek)下院議員を表敬訪問しました。ストリーチェク議員は長年ビジネスマンとして日本を何十回も訪問された大の親日家です。両国の人的、経済的、文化的交流が一層活発化していくよう協力していくことで一致しました。
ストリーチェク下院議員と鈴木大使
4月27日、鈴木大使は日チェコ友好議員連盟メンバーのゴラソウスカー(Ms. Golasowska)下院議員を表敬訪問し、ウクライナ情勢、エネルギーなどについて意見交換を行いました。ゴラソウスカー議員は日本文化に多大な関心を持つ親日家で、両国の友好を一層強化するため協力していくことで一致しました。
鈴木大使とゴラソウスカー議員
4月23日、鈴木大使は、第46回日本語弁論大会に審査員として出席しました。本年は3年ぶりの会場開催となり、生のスピーチを同じ場所で共有できる喜び、やる気、熱意が感じられました。出場者の方は日頃の学習の成果を存分に発揮され、非常にレベルの高い、また工夫の凝らされた数々の面白いスピーチを披露しました。
スピーチの発表の合間には当地大学生によるよさこいパフォーマンス、落語が披露され、日本文化にも触れることもできる大変楽しい大会となりました。
改めて、本大会の開催にあたり、ご支援いただいた皆様に深く感謝申し上げます。今後も日本語学習を通じて、よりたくさんのチェコの方々が、日本に親しみを持ってくれることを願っております。
第46回日本語弁論大会及び審査結果は以下のリンクよりご覧になれます。
https://youtu.be/lYtXpKAWTKk
挨拶する鈴木大使
スピーチを行う発表者
4月19日、鈴木大使は学生カンファレンスLate Night Diplomacyにて、「インド太平洋地域における安全保障上の課題」と題した講演を行いました。同地域の安全保障環境がどのように厳しさを増しているか、そして自由で開かれたインド太平洋を実現していくための我が国の取り組みや欧州、米国、アジア諸国との協力について講演し、参加した学生の皆様と活発な意見交換が行われました。
講演する鈴木大使
参加した学生の皆様と鈴木大使
4月14日、鈴木大使はクラドノ市を訪問しました。同市の歴史やスポーツ振興のほか、同市が故郷である建築家アントニン・レーモンドについて、日本に残る作品や日本との関わりについて意見交換を行いました。クラドノ市では2年に一度、同氏の名を冠した学生建築コンテストが開催され、我が国との交流が続けられています。こうした同市の取組みが引き続き両国関係の発展に貢献することを願っております。
鈴木大使とクラドノ市関係者
4月7日、鈴木大使はチェコ科学アカデミー東洋研究所を訪問し、日本関連書籍の寄贈セレモニーに出席しました。このたび同研究所の図書館に届けられた160冊の書籍は、日本財団から寄贈されたものです。同財団は海外における日本理解促進を目的として各国の図書館や研究機関に図書を寄贈しています。寄贈された書籍がチェコにおける日本研究をさらに活発にし、日本理解に貢献することを願っております。
鈴木大使とドゥルホショヴァー所長
4月5日、鈴木大使は、ブジョフ下院外交副委員長を訪問し、現下の国際情勢や日チェコ間の議会交流などを通じた日チェコ関係の強化につき意見交換を行いました。
鈴木大使(右)とブジョフ副委員長(右)
3月31日、鈴木大使は、ペカロヴァー・アダモヴァー下院議長を訪問し、ウクライナ情勢への対応やエネルギー問題などの国際的課題について意見交換をすると共に、議会交流などを通じた日チェコ関係の強化と、インド太平洋における日本とチェコEU議長国の協力の重要性につき一致しました。
鈴木大使(右)とペカロヴァー・アダモヴァー議長(左)
3月31日、鈴木大使は、ティル(Mr. Karel Tyll)財務副大臣(予算担当)を表敬訪問し、ウクライナからチェコへ避難してこられた多くの方への支援や、経済・科学技術分野における日チェコ協力について意見交換を行いました。
鈴木大使(左)とティル副大臣(右)
3月30日、鈴木大使はルケシュ国立博物館長を訪問し、同博物館が保管している原爆ドームの破片を視察しました。原爆ドームは建設当時チェコ人建築家ヤン・レツルによって設計され、その破片は2015年に日本を訪問したハマーチェク下院議長(当時)と使節団に寄贈されました。破片は同博物館の展示「20世紀の歴史」にて近日公開予定です。
鈴木大使とルケシュ館長
3月29日、鈴木大使はバクサ文化大臣を表敬訪問し、日・チェコ文化交流について意見交換を行いました。当地の美術館で日本の美術、工芸品の展示会が開催される一方、チェコの交響楽団や音楽団体が日本を訪れるなど両国の交流は活発であり、今後もさらに促進していくことで一致しました。
鈴木大使とバクサ大臣
3月28日、鈴木大使は、ハヤト・オカムラ下院日チェコ友好議員連盟会長を訪問し、現下の国際情勢におけるインド太平洋の重要性の高まりについて意見交換をすると共に、日チェコ間の議会交流や、当館と友好議連との協力により日チェコ関係を一層強化することで一致しました。
鈴木大使(左)とオカムラ会長(右)
3月25日、鈴木大使は、バルトシェク下院副議長を訪問し、昨今の国際情勢について意見交換をすると共に、日チェコ関係の強化のための今後の協力について対話を深めていくことで一致しました。
鈴木大使(右)とバルトシェク副議長(左)
3月23日、鈴木大使は、ベネシーク下院欧州問題委員長を訪問し、ウクライナ情勢対応における日チェコ、日EUの結束の重要性や、チェコEU議長国の優先課題とインド太平洋への関与などについて協議し、今後更に協力を深めていくことで一致しました。
鈴木大使(左)とベネシーク委員長(右)
3月22日、鈴木大使はカシュパル・コリーン市長を表敬訪問し、同市に進出する日系企業への支援、ウクライナ情勢を受けた市の対応や日系企業との協力について意見交換を行いました。また、同市での文化交流の現状について意見交換を行い、協力を促進していくことで一致しました。
鈴木大使とカシュパル市長
(左から)ミクシーコヴァー副市長、
カシュパル市長、鈴木大使、ナイブルト副市長
3月14日、鈴木大使は、チェコ工科大学インフォマティクス・ロボティクス・サイバネティクス研究所(CIIRC)を訪問し、同研究所内にあるテストベッドを活用したインダストリー4.0実現のため産業ロボット等の試験プロジェクト、人工知能を産業分野で活用するためのエコシステムを創造するプロジェクト、エネルギーの効率的な管理・活用、スマート・シティ・プロジェクト及びヘルスケア分野での研究活動についてお話を伺いました。今後、日本人研究者との交流や日本の企業・関連機関との協力関係がさらに促進されることを期待します。
ヴェレク所長(左)、鈴木大使(中央)、
マジーク科学部長(右)
Industry 4.0を実現するための試験用テストベッドの視察
3月9日、鈴木大使は、プラハ近郊のジェシュ(Řež)を訪問しました。UJV Řež及びCVŘ(研究センターŘež)では、エネルギー安全保障の重要性について意見交換を行うとともに、原子力利用による日本の研究機関や企業とのこれまでの協力や水素・原子力分野での新たな協力の可能性についてお話をお伺いしました。続いて、チェコ企業IQSグループを訪問し、ドバイ万博チェコ・パビリオンで来場者からの関心を寄せるナノテクノロジーや、貨幣・IDカードの偽造防止技術、ナノ光学技術についてお伺いしました。チェコ及び日本が強みを有する技術分野において日チェコ間の技術協力がさらに活発化することを期待します。
ÚJV Řež敷地内の水素ステーションの視察
Řež研究センター内の研究用原子炉の視察
IQSグループの皆様と鈴木大使(中央)
3月1日、鈴木大使は、JETRO(日本貿易振興機構)及びチェコインベスト(チェコ・ビジネス・投資開発庁)共催のビジネス・マッチング・イベント「チェコ日イノベーション・デイズ(Innovation Days)」(3月1~15日オンライン開催)の開会式に出席し、開会挨拶を行いました。同イベント初日には、循環経済、水素技術、スマート・シティ、スマート農業の分野におけるカーボン・ニュートラル社会の構築に資する技術を有するチェコ企業が日本や欧州から参加した将来の潜在的な日本のパートナーに向けてプレゼンテーションを行いました。その後2週間にわたり日・チェコ企業の間で個別面談が行われます。こうしたイベントを通じて、二国間の産業技術協力がさらに強化されることを期待します。
開会挨拶を行う鈴木大使(下)
イベントのホームページ(https://live.eventtia.com/en/czech-japanese-days/Home/)
2月21日、鈴木大使は日本映画祭2022のオープニングに出席しました。本年15回目を迎える日本映画祭は、キノ・ルツェルナにて2月27日まで開催中です。映画祭の開催にご尽力いただいた関係者の皆様方に心から感謝申し上げるとともに、本イベントが両国の友好を一層促進することを願っております。
壇上で挨拶する鈴木大使
2月19日、鈴木大使夫妻は国立劇場にて、バレー団のプリマ藤井彩嘉さんと磯上実里さんが出演する公演を鑑賞しました。藤井さんたちの繊細かつ優雅なバレーは満場のスタンディングオベーションを受けました。今後もチェコ各地で活躍する日本人アーティストの皆さんを応援していきます。
鈴木大使夫妻と国立劇場バレー団日本人バレリーナの皆様
2月14日、鈴木大使は、ラングシャードロヴァー(Mrs. Helena Langšádlová)科学・研究・イノベーション大臣を表敬訪問し、長年にわたる両国研究者の科学技術分野での協力や、エネルギー分野での日チェコ間の技術協力のための各種取組、両国における持続可能な社会のための様々な政策について、情報・意見交換を行いました。
鈴木大使(左)とラングシャードロヴァー大臣(右)
2月10日、鈴木大使は、コタリーコヴァー首相府長官及びムンゲンゴヴァー欧州問題担当副大臣を訪問しました。インド太平洋における安全保障分野、人権分野等での日本とチェコ、及びチェコが本年後半の議長国を務めるEUとの協力や、良好な二国間関係の更なる発展につき意見交換を行いました。
左から、鈴木大使、コタリーコヴァー長官、ムンゲンゴヴァー副大臣
2月9日、鈴木大使は、ムジツキー(Mr. Eduard Muřický)産業貿易副大臣(産業・原材料・建設担当)を表敬訪問し、日本及びチェコにおける温室効果ガス排出量削減に向けた産業・運輸部門の転換のための施策や、サプライチェーン強靭化について情報交換し、こうした分野における日チェコ間の産業・科学技術協力の重要性について意見交換を行いました。
鈴木大使(左)とムジツキー副大臣(右)
2月8日、鈴木大使は、ユレチュカ副首相兼労働社会大臣を訪問し、両国間の人的・経済交流を支える日・チェコ社会保障協定や長期滞在ビザ、デジタル化政策などについて意見交換を行い、両国の共通課題に関する理解を深めるとともに、経済・社会分野をはじめとする両国の協力関係をさらに深化させていくことで一致しました。
ユレチュカ大臣と鈴木大使
2月3日、鈴木大使はガズディーク教育・青年・スポーツ大臣を表敬訪問しました。グリーン技術分野などで両国の科学技術協力と大学間連携を一層活発化させていくことや、日・チェコ科学技術協力合同委員会の早期開催を目指すことで一致しました。
ガズディーク大臣と鈴木大使
2月2日、鈴木大使はペツコヴァー中央ボヘミア県知事を表敬訪問しました。同県に進出している日系企業への支援、文化交流の強化について意見交換を行い、引き続き協力を促進していくことで一致しました。
ペツコヴァー中央ボヘミア県知事と鈴木大使
1月24日、鈴木大使は、コザーク外務副大臣を訪問し、安全保障分野、クリーンエネルギーなどの技術協力を含めた経済分野、人的交流分野での二国間関係の更なる強化、人権・民主主義などの基本的価値に重点を置いたインド太平洋での両国の協力深化につき協議しました。
鈴木大使(左)とコザーク副大臣(右)
12月14日、鈴木大使は、ジェニーシェク下院外交委員長を訪問し、近年の日チェコ国間関係やチェコEU議長国の優先課題とインド太平洋への関与などについて協議し、民主主義等の共通の価値を守るために協力していくことで一致しました。
鈴木大使(右)とジェニーシェク委員長(左)
12月9日、鈴木大使は、ジャーチェク下院安全保障委員長を訪問し、防衛・安全保障分野での二国間及びインド太平洋における協力を深めていくため、対話を緊密にしていくことで一致しました。
鈴木大使(左)とジャーチェク委員長(右)
12月2日、鈴木大使はプラハ国立美術館で開催された「間近でみる仏陀」展のオープニングに出席しました。2~3世紀から20世紀にかけての日本のほか、インド亜大陸、中国特にチベットなどで創作された、仏教に関する像や絵画などが展示されています。本展示を通してチェコの皆様が日本をはじめとする多様なアジアの仏教文化への関心を一層高めていただけることを願っております。
左からハーノヴァー・アジア・アフリカ美術部長、鈴木大使、クナスト館長
作品を鑑賞する鈴木大使
11月24日、鈴木大使はプラハ装飾芸術博物館で開催された「ファッション・イン・ブルー」展のオープニングに出席しました。展示では、日本の伝統的な藍染め技法を用いた着物や、チェコの藍染め(モドロ・ティスク)による民族衣装のほか、現代ファッションやアート作品などが集められており、両国で藍染めが伝統として継承されるだけでなく今日も活躍する技術であることがご覧いただけます。藍染めを通じて両国の交流がますます発展していくことを願っております。
鈴木大使と日本側キュレーター柴田様
鈴木大使とチェコ側キュレーター
ヴィングレロヴァー様
(左から2番目)
11月18日、鈴木大使は、チェコ技術庁(TA CR)のコンヴァリンカ(Mr. Petr Konvalinka)長官を表敬訪問し、TA CRが提供する応用研究の国際協力プロジェクトについてお話を伺いました。また、日本及びチェコの企業・研究機関による共同研究開発プロジェクトの潜在的な分野や我が国政府機関との今後の協力について意見交換をいたしました。
コンヴァリンカ長官(左)と鈴木大使(右)
11月8日、鈴木大使は、ネルドヴァー・メンデル大学学長を表敬訪問し、会談を行いました。メンデル大学は、林業・木材技術学部において日本の大学と協力を進められていますが、こうした交流を更に拡大していく可能性等について議論いたしました。
左から、ヤンコフスキー森林・木材技術学部学部長、ネルドヴァー学長、鈴木大使
11月8日、鈴木大使は、ブルノ市で開催された国際見本市である第62回国際エンジニアリングフェア(MSV)を視察しました。今回は、JETROプラハ事務所が初めてジャパン・ブースを設置し、同ブース内に出展された在欧日系企業4社、SANKYO Oilless Industry社、Yamazen Europe社、Poland Tokai Okaya Manufacturing社、CKD Europe社から製品技術説明をいただきました。また、FANUC Czech社、Yamazaki Mazak Central Europe社、Okuma社製品を扱うMisan社、Mitutoyo Česko社の展示ブースにおいて各社の最先端の製品・サービスについてご紹介いただきました。多くの日系企業が、引き続き欧州市場に高付加価値製品を提供することを通じて、同地域社会にますます貢献されることを期待いたします。
左から、主催者BVV Trade Fairs Brno Co.のクリシュ(Mr. Jiří Kuliš)社長、鈴木大使、
志牟田JETROプラハ事務所所長
11月2日、鈴木大使がヴルチェク消防庁長官とペトル氏(市民保護・人道支援専門家)を公邸に招き、東日本大震災発生時に、欧州委員会人道支援・市民保護部隊員として来日し、茨城県北茨城市を中心に復旧支援活動に従事した両氏に対し、表彰状と記念品を贈呈しました。
鈴木大使より、北茨城市の力強い復興を示す写真と動画を提示しつつ、ヴルチェク、ペトル両氏に深い謝意を表明しました。
両氏からは、活動中に北茨城市の皆様から頂いたご厚情を懐かしく思い出す、またその経験が自分たちの業務にも大変参考になったとの考えが表明されました。
このような人と人とのきずなが更なる日チェコ友好関係の進展につながることを期待します。
ヴルチェク長官と鈴木大使
ペトル氏と鈴木大使
左から、ヴルチェク長官、鈴木大使、ペトル氏
11月2日、鈴木大使はホドニーン市の卓球クラブSKSTでプレーする森さくら選手たちの訪問を受け、チェコや欧州での活動やスポーツ環境について意見交換を行いました。森選手の一層のご活躍を願うとともに、スポーツを通じて両国の交流がさらに深まることを期待しています。
森さくら選手、クラブ関係者の皆様と鈴木大使
10月22日、鈴木大使は、ブルノ市にある新製品や新たなソリューションの開発を行うコニカ・ミノルタ・ビジネス・イノベーション・センターを訪問しました。印刷物の上にデジタル・コンテンツを付け加える拡張現実(Augmented Reality)技術や専門家が顧客に対し遠隔で視覚ガイダンスを提供することを可能にするアシスティッド・コネクティッド・リアリティ(Assisted and Connected Reality)技術についてご説明をいただきました。同センターが、引き続き革新的なアイディアをチェコ社会に提供し、人々の日々の暮らしをより豊かで便利なものとしていかれることを期待します。
鈴木大使(中央)とコニカ・ミノルタ・ビジネス・イノベーション・センターの皆様
10月22日、鈴木大使はブルノ・マサリク大学を訪問しました。まず、医学部を訪れてレプコ学部長、メリハロヴァー国際課長、日本人留学生と面会し、チェコと我が国の大学間交流、歯学分野での長期共同研究、留学生活などについて意見交換を行い、中欧最先端の技術が用いられているシミュレーションセンターを見学しました。続けて、哲学部のアジア研究センターを訪れ、ポスピーシル副学部長、マテラ日本学科長と面会し、両国の活発な大学間交流について意見交換をしました。引き続き、両国の学術交流が様々な分野で発展していくことを願っております。
レプコ医学部長、日本人留学生の方々と
鈴木大使
右からポスピーシル哲学部副学部長、
マテラ日本学科長、鈴木大使
10月21日、鈴木大使はホドニーン市を訪れ、マサリク博物館で行われた「菊の紋章で 日本の皇室」展オープニングに出席しました。同展示会には18、19世紀を中心とする日本に縁のある所蔵品が展示されており、その多くは個人所有で、今回が初の一般公開となります。展示会をとおして皆様が日本に一層親しみをもっていただけるよう願っています。
キュレーターのヤクプ・ゼマン氏と冒頭挨拶を行う鈴木大使
10月21日、鈴木大使はヴァルダン(Mr.Pavel Vardan)クノヴィツェ市長を表敬訪問しました。同市の歴史、航空産業、地域の文化や伝統についてお話を伺った後、起業支援施設と航空博物館を見学しました。
ヴァルダン市長(左から三番目)、関係者の皆様と鈴木大使
10月18日、鈴木大使がシュベイダー警察長官を表敬し、平素からのチェコ警察による日本人学校や日系企業等、在留邦人コミュニティに対する特段の配慮に対し謝意を表明するとともに、二国間に共通する脅威等について意見交換を行いました。
鈴木大使、シュベイダー警察長官
10月15日、鈴木大使はフリーデク・ミーステク市にあるバスケットボール愛好団体、バスケットポイントを訪問しました。同団体は、日本に在住した際、スポーツをとおして子供の心身の発達を目指す日本の学校教育と部活動に着想を得たズデニェク・ナヴラーチル氏によって設立・運営され、練習後に子どもたちが自らコートを清掃するなど、日本の部活動での習慣が取り入れられているという特色があります。バスケットを通じた子供たちの健やかな成長と、ナヴラーチル氏や関係者の皆様が引き続き両国の友好促進に寄与されることを願っております。
鈴木大使(後列中央)、ナヴラーチル氏(後列右)、コーチと子供たち
10月15日、鈴木大使はコルチ(Mr.Petr Korč)フリーデク・ミーステク市長を表敬訪問し、同市の再開発計画や文化振興の取組についてお話を伺いました。
コルチ市長(右)と鈴木大使(左)
10月15日、鈴木大使は「オストラヴァ・日本の日々」のオープニングに出席しました。本年で第5回目となる同イベントでは、武術や狂言のパフォーマンス、着物披露、書道体験をはじめ様々なプログラムが用意され、3日間で多くの方々が訪れました。本イベントの成功をお祝いするとともに、チェコ・日本文化センターをはじめ関係者の皆様が引き続き両国の友好関係強化に重要な役割を果たしていくことを期待しています。
オープニングで挨拶を行う鈴木大使と
(左から)マツラ市長、オジャノヴァー区長、
ヴィトシュ副区長
着物の展示を鑑賞する鈴木大使
10月14日、鈴木大使はオロモウツ・パラツキー大学を訪問し、クラトコフヴィール(Mr. František Kratochvíl)アジア研究学科長、マルチナースコヴァー(Ms.Sylva Martinásková)副学科長、ザヴィソヴァー(Ms. Halina Zawiszová)ジャパン・センター・コーディネーターの方々と、同大学における日本語教育の現状や日本の大学との交流、そして本年4月に設立されたジャパン・センターの活動について意見交換を行いました。また、学生の方々とも交流し、日本研究や日本語学習について意見を交わしました。30年近い日本研究の伝統があるパラツキー大学が我が国とチェコの友好関係強化に引き続き重要な役割を果たしていくことを確信するとともに、同大学の学生、卒業生が今後とも両国の交流の架け橋となるよう期待しています。
パラツキー大学アジア研究学科の教員、学生の皆様と鈴木大使(中央)
10月14日、鈴木大使は、バチャーク(Mr. Otakar Štěpán Bačák)オロモウツ副市長を表敬訪問し、同市で活動する日系企業や日本人コミュニティへの支援に感謝するとともに、同市パラツキー大学でのハイレベルな日本語教育や科学技術研究が日チェコ両国関係の強化に今後も重要な役割を果たしていくことに期待を表明しました。さらに、同市の廃棄物管理やCO2削減の取組みについて意見交換を行い、同分野での我が国の自治体との協力を見据えて引き続き議論していくことで一致しました。
バチャーク・オロモウツ副市長(右)と鈴木大使(左)
10月14日、鈴木大使はプロスチェヨフのToray Textiles Central Europe社を訪問し、グリーン化や環境負荷低減のための同社の取組についてお話を伺いました。同社が持続可能な社会に向けた取組をリードし続けていくことを期待するとともに、引き続きチェコの社会、経済、そして日チェコ両国の関係強化に寄与されることを願っています。
Toray Textiles Central Europe社の皆様と鈴木大使(中央)
9月24日、鈴木大使は、バクサ(Mr.Martin Baxa)プルゼン市長を表敬訪問し、日系企業をはじめ同市で活動する日本人コミュニティへの支援に感謝の意を表するとともに、カーボンニュートラルに向けた取組のほか、経済、芸術、文化面でのさらなる交流・協力について意見交換を行いました。
バクサ・プルゼン市長(左)と鈴木大使(右)
9月23日、鈴木大使は、アサヒグループのPlzensky Prazdroj社のピルスナー・ウルケル醸造所を訪問しました。1842年に世界で初めてピルスナースタイルのビールを醸造し、175年の歴史を持つ同醸造所を視察するとともに、古くから変わらない独自製法や、水の使用量削減など先端技術を活用した環境負荷低減の取組などについてお話を伺いました。プルゼン市の発展とともに歩んできたビール産業は、同市において日本との連携が大いに期待される分野の1つとなっています。
Plzensky Prazdroj社の皆様と鈴木大使夫妻
醸造所内を視察する鈴木大使
9月23日、鈴木大使は、エアコンや環境負荷の少ない暖房製品(ヒートポンプ)を製造するDaikin Industries Czech Republic社を訪問しました。同社の生産ラインを視察するとともに、欧州における事業展開、幅広い分野にわたる西ボヘミア大学との産学連携の取組などについてお話を伺いました。引き続き、同社がプルゼン市、チェコ、欧州全体の社会・経済に寄与されること、また、同社の優れた技術革新を通じた温室効果ガス実質ゼロへの挑戦が、持続可能な社会の実現を力強く後押しするものとなることを期待しています。
Daikin Industries Czech Republic社の皆様と鈴木大使夫妻
9月23日、鈴木大使は、テレビや環境負荷の少ない暖房製品(ヒートポンプ)を製造するPanasonic AVC Networks Czech社を訪問しました。同社のロボットによる最先端の生産ラインを視察するとともに、欧州における事業展開、市場の状況などについてお話を伺いました。引き続き、同社がプルゼン市、チェコ、欧州全体の社会・経済に寄与されること、また、世界に先駆けた自動化技術をはじめ、同社の素晴らしい技術が、人々の生活をより豊かにし、持続可能な社会に向けた取組をリードし続けていくことを期待しています。
Panasonic AVC Networks Czech社の皆様と鈴木大使夫妻
9月20日、鈴木大使は、ヴィシュコフの統合核放射物生物化学防護卓越センター(The Joint CBRN Defence COE)を訪問しました。マルティーネク所長らから同センターの沿革、組織、ミッションについての説明を受け、CBRN防護に関する我が国との協力について意見交換を行いました。
鈴木大使(中央)、マルティーネク所長(右から4番目)と職員の皆様
© LTC Pavel ŠEBESTA (CZE-A)
鈴木大使夫妻は、9月16日チェコ共和国上院、22日ポーランド大使館、10月3日ドヴォルザーク・ホールで行われた第30回ヤングプラハ国際音楽祭のコンサートに出席しました。いずれのコンサートでも、日本と各国の若手音楽家が才能を存分に発揮し、その力強く、フレッシュな演奏で来場者を魅了しました。日本大使館は、3つのコンサートを共催いたしました。本年30周年を迎えたヤングプラハ音楽祭をこれまで支えてこられた、すべての関係者の皆様に心から感謝申し上げるとともに、本音楽祭のますますの発展を祈念いたします。
上院オープニングコンサートにおける大使挨拶
オープニングコンサートでの演奏の様子
ポーランド大使館コンサート後、
大使夫妻、出演者、ポーランド大使館関係者
クロージング・コンサートでの演奏の様子
9月11日、鈴木大使は、ハヴリーチュクーフ・ブロド市を訪問し、テツル市長を表敬訪問しました。また同市のギムナジウム(高校)を訪問し、校内を見学したほか、生徒のヨハンカ・ユクロヴァーさんと面会しました。ユクロヴァーさんは独学で日本語の勉強を始め、昨年3月には日本語で大使に宛てた手紙を送ってくれました。ユクロヴァーさんが今後も日本語学習を通じて一層日本に親しみを持ってくれることを願うとともに、教育・文化交流を通じて両国の友好関係がさらに発展していくことを期待しています。
ギムナジウムにてヨハンカさん、
ご家族学校関係者の皆様と
(c) Gymnázium Havlíčkův Brod
市庁舎にてテツル市長及び市関係者の皆様と
(c) Foto archiv města Havlíčkův Brod
9月11日、鈴木大使は、ハヴリーチュクーフ・ブロドのフタバチェコ(Futaba Czech, s.r.o.)社の工場を視察、製造工程の効率性向上のための工夫や、ゼロ・エミッションに向けた取り組みなどに関するお話を伺いました。同社が、引き続きチェコの経済発展に寄与されること、さらに、それを通じて日チェコ間の関係が一層強化されることを願っております。
前田社長(一番右)、社員の皆様
と鈴木大使夫妻
工場内を視察する鈴木大使
9月8日、鈴木大使は、ヴァニュコヴァー(Ms. Markéta Vaňková)ブルノ市長を表敬訪問し、ブルノ市で活動する日系企業や芸術家等への支援に感謝するとともに、我が国とブルノ市との交流が今後さらに多様化されることへの期待を述べました。また、11月にブルノ市で行われるエンジニアリング・フェアや、温室効果ガス排出量削減に向けた取組、IT・サイバーセキュリティ分野での協力について、同市長と意見交換を行いました。
鈴木大使(左)とヴァニュコヴァー市長(右)
9月8日、鈴木大使は、グロリフ(Mr. Jan Grolich)南モラヴィア県知事を表敬訪問し、ビジネス、芸術、学術のために同県で活動する日本人コミュニティへの支援に感謝の意を表するとともに、文化、学術、経済面でのさらなる交流・協力について意見交換を行いました。
今年6月に同県南部で発生した竜巻により被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。また、同地域が一日も早く復興されることお祈り申し上げます。
鈴木大使(左)とグロリフ知事(右)
9月8日、鈴木大使は、エアコン用コンプレッサー及び環境負荷の少ない暖房製品を製造するDaikin Device Czech Republic社を訪問しました。同社の生産ラインを視察するとともに、高品質の製品を継続的に生産するための体制・環境構築のための同社の取組や欧州市場の動向についてお伺いしました。引き続き、同社が、ブルノ市、チェコ、欧州全体の社会・経済に寄与されることを期待しております。
Daikin Device Czech Republic社の皆様と鈴木大使(右から3番目)
9月7日、鈴木大使は、オストラヴァ工科大学先端・革新技術センター(CPIT)を訪問し、スナーシェル(prof. Václav Snášel)オストラヴァ工科大学学長、ククショバー(prof. Jana Kukutschová)副学長、ストゥルナーデル(prof. Bohumír Strnadel)CPITセンター長やCPITの皆様から盛大な歓迎を受けました。また、同センター内の複数の研究所において、衝撃や熱、使用等によるマテリアルの耐性や構造変化を研究するための設備を拝見するとともに、これまでの日本企業との協力についてお話を伺いました。同センターと我が国研究者等との今後のさらなる交流と、同センターにおける研究成果が産業の発展にますます貢献することを期待しております。 なお、ストゥルナーデル教授は長年の日チェコ科学技術協力への貢献を賞され、旭日中綬章を授与されています。
左から、志牟田JETROプラハ事務所長、ククショバー副学長、鈴木大使、スナーシェル学長、ストゥルナーデル教授
9月7日、鈴木大使は、オストラヴァ工科大学エネルギー環境技術センター(CEET)を訪問し、CEET内のテストベッド研究施設等を視察しました。CEETは、EUや国のエネルギー・コンセプトに基づいて、持続可能な低炭素エネルギー関連技術の開発や実用化に向けた研究を行うために、2021年1月に、オストラヴァ工科大学にある既存の4つの研究機関を統合して設立されたとのことで、ミシャーク同センター長や研究者の方々からCEETのプロジェクト計画や今後の水素技術の活用についてお伺いしました。
鈴木大使(左から2番目)とCEETの皆様
9月7日、鈴木大使は、オストラヴァのチェコ日本文化センターを訪問し、クドラ所長から同センターの活動状況についてお伺いするとともに、学術、文化、ビジネス、スポーツ面での我が国関係者との交流について意見交換を行いました。10月15日から17日にかけて同センターは「日本デー」をオストラヴァで開催します。同センターが我が国とチェコの架け橋となって、オストラヴァと我が国との友好関係がますます強化されることを期待しております。
チェコ日本文化センターの皆様と鈴木大使(中央)
鈴木大使(左)、クドラ所長(右)
9月6日、鈴木大使は、オストラヴァ市を訪問し、マツラ市長及びオストラヴァ公共交通社(DPO)から、現在準備を進めている水素ステーションの設置や公共交通への水素の活用などの具体的な計画についてお伺いしました。また、我が国における水素技術活用例や2050年までにカーボン・ニュートラルを達成するための我が国地方自治体の取組を紹介し、両国による今後の協力の可能性について意見交換を行いました。
マツラ市長(左)と鈴木大使(右)
9月6日、鈴木大使は、モラヴィア・シレジア県を訪問し、ヴォンドラーク知事及びウヌツカ第一副知事(産業・エネルギー・スマート県担当)から、水素の供給、製造、活用を通じた同県の転換構想や、同県における大学研究機関での水素関連技術の研究開発や水素バスの入札開始等の具体的なプロジェクトについてお伺いしました。また、我が国における水素技術活用事例について紹介し、今後の両国における産業技術協力の可能性について意見交換を行いました。
鈴木大使(左)、ヴォンドラーク知事(右)
9月6日、鈴木大使は、オストラヴァのモラフスカー・オストラヴァ・ア・プシーヴォス(Moravská Ostrava and Přívoz)区を往訪し、オジャノヴァー(Ms. Zuzana Ožanová)区長 兼 下院議員、ヴィトシュ(Mr. David Witosz)第一副区長及びクドラ(Mr. Jan Kudla)オストラヴァ・チェコ日本文化センター所長と、文化・産業面での日チェコ間協力について意見交換を行い、オストラヴァと他の地域を連結するインフラの計画や都市開発計画についてお伺いしました。また、日本の名所や市街地の写真を展示した区主催の写真展オープニング式典に参加し開会挨拶を述べるとともに、同写真展を訪問された方々から日本とのご縁についてお伺いしました。
左から、鈴木大使、クドラ所長、オジャノヴァー区長、ヴィトシュ第一副区長
写真展オープニング式典の様子
9月4日、鈴木大使は、130年以上の歴史を持つパルドビツェ市の伝統行事である障害馬術競争「Velká pardubická」の予選が行われる機会に同市を訪問し、ジェホウネク議員及びハルヴァート・パルドビツェ市長と懇談しました。
左からジェホウネク議員、鈴木大使、ハルヴァート市長
9月2日、鈴木大使夫妻は、プラハ市植物園の日本庭園で行われた、第16回盆栽展のオープニングに出席しました。本年もプラハ植物園をはじめ関係者のご尽力で、晴天の下、日本庭園で無事開催される運びとなりました。チェコで丁寧に育てられた繊細で美しい盆栽を多くの方にご覧いただき、展示会が成功することをお祈り申し上げます。
テープカットする鈴木大使ご夫妻(右から2番目と3番目)と参加者。
8月26日、日本大使公邸において、令和二年春の外国人叙勲により旭日中綬章を授与されたボフミール・ストゥルナデル(Prof. Ing. Bohumír Strnadel, DrSc.)オストラヴァ工科大学教授 兼 同大学先端イノベーションセンター(CPIT)センター長への叙勲伝達式を開催いたしました。ストゥルナデル教授は、約20年に亘り、我が国学術界や産業界の研究者の方達等と交流を通じて、我が国とチェコとの間の学術交流の促進や両国間の友好関係の強化に寄与されました。式では、鈴木大使による祝辞の後で、ストゥルナデル教授に勲記・勲章が伝達され、同教授より、これまでに交流してきた我が国の多くの研究者の方々への謝意が述べられました。上院議会、外務省、政府機関、大学・研究機関、チェコ日本商工会、JETROプラハの代表者の方々や同教授のお仲間が出席し、なごやかな雰囲気のもとで同氏の叙勲を祝いました。
勲章を授与されたストゥルナーデル教授
と鈴木大使
答辞を述べるストゥルナデル教授
8月12日、鈴木大使は、ヘイマ(Mr.Petr Hejma)プラハ1区長を訪問し、二国間の観光促進等について意見交換を行いました。
鈴木大使(左)とヘイマ区長(右)
8月11日、鈴木大使は、パルドビツェのセントラル硝子(Central Glass Czech)社の工場を視察しました。
8月10日、鈴木大使は、フルディンコヴァー首相府欧州問題担当次官を訪問し、基本的価値を共有する日本、チェコ及びEUのインド太平洋における連携の重要性を確認し、2022年後半のチェコのEU議長国に向け、更に協力を深めていくことで一致しました。
鈴木大使(左)とフルディンコヴァー次官(右)
7月27日、本使は、ハヴリーチェク副首相兼産業貿易相兼運輸相及びイロトコヴァー産業貿易副大臣(経済政策・起業担当)を訪問し、26日にチェコ政府が承認したばかりの水素戦略等についてお話を伺うとともに、エネルギー分野を始めとした日チェコ協力のさらなる強化や投資環境等について意見交換を行いました。
ハヴリーチェク副首相(左)、イロトコヴァー副大臣(中央)、鈴木大使(右)
7月23日、鈴木大使はオリンプ・スポーツセンターで行われた、オリンピック・フェスティバル東京2020プラハの開会式に出席し、開会の挨拶を述べました。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会でのチェコの選手たちの活躍を応援するとともに、同大会がチェコの皆様に感動を届ける素晴らしいものとなり、日本・チェコ両国民の交流が一層深まることを期待しています。
7月21日、鈴木大使はフォトシュコダ・センターを訪問し、日本・チェコ交流100周年記念特別企画:写真コンテスト「わたしたちの足跡」の作品展示会を観覧しました。昨年の写真コンテストではチェコセンター東京の協力の下、日本側、チェコ側から計160点もの作品を応募いただきました。今回の展示会では、その中から選ばれた20作品が展示されています。写真を通じて、よりたくさんのチェコの方々が日本に親しみを持ってくれることを願うとともに、コンテストの開催にご尽力いただいたすべての関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。
7月20日、鈴木大使は、ヴィストルチル上院議長を表敬訪問し、両国の安全保障、投資を含めた幅広い分野における二国間関係の強化について意見交換を行いました。また、地球規模の課題についても率直な意見を交わし、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)ビジョンや、気候変動、エネルギー分野での協力の重要性につき一致しました。今後もチェコ上院との良好な関係を発展させたいと思います。
鈴木大使(左)とヴィストルチル上院議長委員長(右)写真:チェコ上院事務局
7月16日、鈴木大使はマーネス・ギャラリーを訪問し、日本・チェコ交流100周年事業「第二回藝展」を観覧しました。新型コロナウイルスの影響で昨年は延期となりましたが、関係者のご尽力で無事開催される運びとなりました。日本の現代芸術家による幅広いジャンルの作品を多くの方がご覧いただき、日本の芸術文化が一層世界に発信されていくことを期待しております。
7月15日、鈴木大使は高齢者支援施設ZIVOT90の庭園オープニングセレモニーに出席しました。同事業はJapan Tobacco Internationalの支援により実現したものです。このような日本企業とチェコ市民社会との協力により、日チェコ間の友好関係と相互理解が一層強化されることを期待しています。
7月12日、鈴木大使は、ポジェブラディ市を訪問し、チェルヴィンカ市長等と日チェコ間の交流強化を巡り意見交換を行いました。ポジェブラディは、15世紀に選挙を通じて選出されたボヘミア王ジョージ(Jiří z Poděbrad)の出身地であり、また、明治時代にチェコ人と結婚した日本人女性フク・ホロヴァーさんが半生を過ごした日本と縁のある地です。文化交流をはじめとして今後ますます両国間の人的交流が深まることを期待しております。
左から、シュルツ第一副市長、チェルヴィンカ市長、鈴木大使、ホラス第二副市長
鈴木大使(左)、チェルヴィンカ市長(右)
7月12日、鈴木大使は、コリーン市にあるToyota Motor Manufacturing Czech Republic社を訪問し、同社の工場において自動車製造の工程を視察いたしました。また、高品質の自動車を生産し続ける弛まぬ努力や、製造工程の効率性向上・労働環境改善のための日々の工夫など、様々な同社の取組みについてお伺いしました。同社が、引き続きチェコ経済・社会の一部として貢献されること、さらに、それを通じて日チェコ間の関係が一層強化されることを期待しております。
7月8日、鈴木大使は、ノイセル国立スポーツ庁長官を表敬訪問し、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会について意見交換を行い、安心・安全な大会運営のための日本政府の方針と決意について説明するとともに、同大会でのチェコ選手の活躍に期待を表明しました。
鈴木大使(左)とノイセル国立スポーツ庁長官(右)
6月24日、鈴木大使は、Toyota Central Europe – Czech社を訪問し、同社がチェコで販売を開始した燃料電池自動車の技術に関する説明をお伺いした上で同社の燃料電池自動車に試乗するとともに、チェコにおける水素技術の活用の可能性について意見交換をいたしました。同社のサービスを通じて水素技術への理解がますます深まるとともに、同社が一層社会に貢献されていくことを期待しております。
6月17日、鈴木大使は、フィシェル・チェコ上院外交防衛安全保障委員会委員長を訪問し、インド太平洋の安全保障環境及び日チェコの外交、防衛分野での協力の展望、議員交流の重要性について意見交換を行いました。
鈴木大使(左)とフィシェル委員長(右)。マサリク大統領の絵画の前で。
6月16日、鈴木大使は、セヒテル運輸副大臣(国際、鉄道、航空、ITS、宇宙担当)を訪問し、両国における航空、宇宙、鉄道分野の状況について意見交換を行い、運輸分野でも日チェコ間の産業・研究面での協力を進めていく可能性について議論いたしました。
鈴木大使(左)とセヒテル副大臣(右)
6月15日(火)、鈴木大使は、ヴォンドラーク下院議員・モラヴィア・シレジア県知事と懇談し、日チェコ関係について意見交換を行いました。
ヴォンドラーク下院議員・モラヴィア・シレジア県知事(右)と鈴木大使(左)
6月9日、鈴木大使は、ドレチェク教育・青年・スポーツ副大臣(高等教育・科学・研究担当)を訪問し、日チェコ両国における科学技術分野の動向について意見交換を行い、今後さらに両国の研究機関・大学間の科学技術協力を進めていく方向で一致いたしました。
鈴木大使とドレチェク副大臣
6月3日(木)、鈴木大使は、スヴォボダ元外務大臣と懇談し、日チェコ関係について意見交換を行いました。
スヴォボダ元外務大臣(左)と鈴木大使(右)
6月2日、鈴木大使は、ハナーク・チェコ産業連盟会長を訪問し、グリーン・テクノロジー、デジタライゼーション、運輸、教育、観光の分野について意見交換を行い、2025年大阪・関西万博等の様々な機会を通じ、今後さらに日チェコ間の産業協力を進めていく可能性について議論いたしました。
鈴木大使とハナーク会長
6月1日(火)、鈴木大使は、ジェホウネク下院議員・日チェコ友好議員連盟会長を訪問しました。同議員と、日本とチェコとの更なる協力や、チェコの2025年大阪・関西万博への参加について意見交換を行いました。
ジェホウネク下院議員・日チェコ友好議員連盟会長(右)と鈴木大使(左)
6月1日、鈴木大使夫妻は、国立博物館を訪問し、ルケシュ同館長とケイヴァル・チェコ・オリンピック委員会会長と共に、同館で実施中の「オリンピックと東京」展を観覧しました。1940年の実現しなかった東京オリンピックのために作られたプログラムや、1940年から現在までのスポーツ関連技術の変遷、1964年の東京でのチェコ人選手の活躍に関する資料など、大変興味深い貴重な展示を見ることができました。また、鈴木大使は、展示会の実現に尽力した国立博物館とチェコ・オリンピック委員会の関係者の方々の熱意に敬意を表し、ルケシュ館長およびケイヴァル会長と、今後の幅広い協力につき意見を交わしました。
展覧会の情報はこちら。https://www.nm.cz/en/program/exhibitions/olympic-tokyo(英語)
(左から)鈴木大使夫妻、ルケシュ国立博物館館長、ケイヴァル・チェコ・オリンピック委員会会長
5月27日(木)、鈴木大使は、ドロウヒー・チェコ商工会会長を訪問し、日チェコ間の貿易、投資、エネルギー・セクター、産業構造改革等を巡る情勢について意見交換を行うとともに、今後、さらに日チェコ間の産業協力を深めていくことで一致いたしました。
ドロウヒー会長と鈴木大使
5月26日(水)、鈴木大使は、スムルシュ環境副大臣副大臣(戦略・国際関係担当)を訪問しました。同副大臣と、日本とチェコにおけるエネルギーや自然災害の状況を巡る情勢について意見交換を行うとともに、今後、カーボン・ニュートラルを達成するため様々な技術を追求・活用する重要性について確認いたしました。
スムルシュ環境副大臣と鈴木大使
5月19日(水)、鈴木大使は、ドラーボヴァー国家原子力安全庁長官を表敬訪問し、今後の原子力分野での協力について意見交換を行いました。ドラーボヴァー長官及び国家原子力安全庁は、2011年の福島原子力発電所での事故後も、原子力の安全性強化のために日本との協力関係を深めてきました。日本とチェコの原子力コミュニティーのさらなる協力強化及び発展を期待しています。
鈴木大使とドラーボヴァー長官
5月6日(木)、鈴木大使は、クルハーネク外務大臣を表敬訪問し、会談しました。 冒頭、クルハーネク外務大臣から、翌日に予定されている「V4+日本」外相会談及び日チェコ外相会談で茂木外務大臣とお会いするのを心より楽しみにしている、日本はチェコにとって重要な戦略的パートナーである、との発言がありました。西バルカン地域、FOIP(自由で開かれたインド太平洋)、安全保障分野における協力関係を発展させることで意見が一致しました。また、鈴木大使より、日系企業の安定的操業・在留邦人の安全のための支援を改めて要望しました。引き続きクルハーネク外務大臣と協力し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の実現を目指し、努力します。
クルハーネク外務大臣と鈴木大使
4月28日、鈴木大使は、オロモウツのパラツキー大学に新しく設立されたジャパン・センターのオープニング式典(オンライン)に出席し、クドラーチェク教授(パラツキー大学副学長兼ジャパン・センター創始者)を初めとする関係者の皆様、式典参加者の皆様に祝辞を述べました。また,付随プログラムとして,センター主催の初の俳句コンテストの結果発表と,日本でモラヴィア民謡を唄う唯一の歌手・出井則太郎さんと愛(まな)さんご夫妻のミニコンサートが行われました。
パラツキー大学の日本研究は30年近い伝統があり、多くの卒業生達が、日本とチェコの交流の架け橋となってくださっています。ジャパン・センターが、オロモウツや周辺地域の市民の方々の日本語や日本文化についての知識を深め、また、日本人とチェコ人が交流する多くの機会を提供し、更なる日チェコ友好関係の発展に重要な役割を果たしていくことを確信しています。
パラツキー大学ジャパン・センターの情報はこちら。https://jc.upol.cz/
鈴木大使(中央上)、クドラーチェク副学部長(右上)
俳句コンテストの結果発表とミニコンサートの様子
4月17日、鈴木大使は、第45回日本語弁論大会に審査員として参加しました。昨年に引き続き、今年もオンライン開催でしたが、出場者の皆さんは練習の成果を存分に発揮し、日本語で自分の熱い思いを一生懸命発表していました。
今年は新たにビデオ作品部門が加わり、スピーチの合間には趣向の凝らされた動画作品が披露され、オンラインながら、今年も楽しい大会となりました。
改めて、大変な状況の中、本大会の開催にあたり、ご支援いただいた皆様に深く感謝申し上げます。今後も日本語学習を通じて、よりたくさんのチェコの人々が、日本に親しみを持ってくれることを願うとともに、来年は会場でお会いできるのを楽しみにしています。
大会動画は以下のリンクより御覧になれます。
弁論大会動画リンク:https://youtu.be/kHP0UGVYWls
動画内の大使挨拶
質問に答える発表者
3月9日(火)、鈴木大使は、ネジェラ産業貿易副大臣(エネルギー担当)とオンライン形式で会談を行いました。同副大臣と、日本、チェコにおけるエネルギー・ミックスの状況やEUのエネルギーを巡る情勢について意見交換を行うとともに、今後、脱炭素社会の実現に向けて、二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)技術、水素技術、原子力エネルギー、再生エネルギー等、エネルギー分野において日チェコ間の産業・技術協力を進める可能性について議論いたしました。
鈴木大使(左下)とネジェラ産業貿易副大臣(上段)
3月3日(水)、鈴木大使は、スタシェク外務次官を表敬訪問し、チェコの投資環境整備、「自由で開かれたインド太平洋」協力、チェコ政府の新型コロナウィルス感染対策に関する情報提供等について意見交換を行いました。
スタシェク外務次官と鈴木大使
2月24日(水)、鈴木大使は、JETRO(日本貿易振興機構)及びチェコインベスト(チェコ・ビジネス・投資開発庁)共催のオンラインセミナー「チェコ日イノベーション・デイズ(Innovation Days)」の開会式に、トムチョ駐日チェコ共和国大使、ライフル・チェコインベスト長官、星野JETRO理事等と共に出席し、開会挨拶を行いました。同セミナーでは、7分野の革新性・技術性に優れたチェコの最先端企業や研究機関が日本や欧州から参加した将来の潜在的な日本のパートナーに向けてプレゼンテーションを行いました。こうしたイベントを通じて、日チェコ間の産業技術協力が益々強化されることを期待します。
オンライン形式でのセミナー
開会挨拶を行う鈴木大使
2月23日(火)、鈴木大使は、バビシュ首相を表敬訪問し、日チェコ関係・エネルギー協力・インド太平洋協力・長期査証問題をはじめとする投資環境整備等について意見交換を行ったほか、バビシュ首相より、チェコ政府の新型コロナウィルス対策の説明がありました。また、同首相より、「即位の礼参列のために訪日した際のことはよく覚えている、天皇陛下のお誕生日を心から祝福申し上げる」とのお言葉を頂きました。
バビシュ首相と鈴木大使
2月22日(月)、鈴木大使は、オチュコ産業貿易副大臣(デジタライゼーション・イノベーション担当)を訪問し、会談を行いました。同副大臣からはチェコのイノベーション戦略や人工知能戦略等について紹介がなされるとともに、同副大臣と産業技術研究開発を通じた日チェコ間の協力が今後期待される分野や投資優遇措置を始めとしたチェコの投資環境や関連制度について意見交換を行い、引き続き二国間で対話を行っていくことを確認いたしました。
鈴木大使とオチュコ産業貿易副大臣
2月19日(金)、鈴木大使は、インドラーク(Mr. Rudolf JINDRAK)大統領府外交部長兼外交顧問を表敬訪問し、日チェコ関係・明年のチェコEU議長国就任・近隣諸国を含む国際情勢等について意見交換を行いました。同部長より、当地日系企業関係者の活躍に謝意が表明され、日本とさらに緊密な関係を築いていきたいとのお言葉を頂きました。
インドラーク大統領府外交部長兼首相府外交顧問と鈴木大使
2月18日(木)、鈴木大使は、オンライン形式で行われたAFI(外国投資協会)の定期会合に参加し、日本企業によるチェコへの投資について講演を行いました。チェコの投資環境に関する話題に加えて、日EU経済連携協定(EPA)の活用及び日EU戦略的パートナーシップ協定(SPA)の意義、インド太平洋地域での協力、水素技術を始めとしたエネルギー協力等について述べるとともに、同会合で講演されたタウベロヴァー産業貿易副大臣(EU・通商担当)やAFIのメンバーの皆様と、将来の日チェコ経済・産業協力の展開について議論しました。今後も、チェコ政府機関やAFIの皆様とともに、チェコの外国投資環境の更なる改善に向け協力してまいります。
ブラジェクAFI会長(上段左)、タウベロヴァー産業貿易副大臣(中段右)、
鈴木大使(上段真ん中)
2月9日(火)、鈴木大使は、ヴェントゥルバ・チェコ日本友好議員連盟会長を表敬訪問し、日チェコ関係について意見交換を行いました。同会長より、「日チェコ関係は極めて良好。現在はコロナ禍で人的交流を制限せざるを得ないが、状況が落ち着き次第、教育・化学・スポーツ・文化等様々な分野において人的交流を深め、堺市とブルノ市の交流促進と二国間関係強化のために尽力したい」とのお言葉を頂きました。
ヴェントゥルバ・チェコ日友好議連会長と鈴木大使
1月18日(月)、鈴木大使は、トラパ外務副大臣(非欧州国・経済・開発協力担当) を訪問し、会談を行いました。同副大臣と、政治、文化、経済、科学技術、防衛・安全保障等の分野での今後の日チェコ間協力の他、多国間主義・国連システムの機能強化を始めとしたグローバルな課題について議論し、引き続き二国間で対話を行っていくことを確認いたしました。
鈴木大使とトラパ外務副大臣
1月14日(木)、鈴木大使は、タウベロヴァー産業貿易副大臣(EU・通商担当) を訪問し、会談を行いました。同副大臣と、脱炭素化、デジタル化、スマート・シティ 等を始めとした様々な分野での日チェコ間の産業協力・科学技術協力の可能性等について議論し、更なる協力の推進を確認いたしました。
鈴木大使とタウベロヴァー産業貿易副大臣
1月14日(木)、鈴木大使は、グルメロヴァー外務副大臣及びマルクソヴァー外務副大臣を個別に訪問し、会談を行いました。両副大臣より、「鈴木大使のご着任を歓迎する。今日、民主主義などの共通の価値観を有する日本とチェコの関係は着実に深まっている。交流100周年にあたる昨年はコロナ禍に見舞われたが、次の100年に向けて、政治・経済・科学技術・文化・人的交流等各分野で二国間関係をさらに発展させていきたい」とのお言葉を頂きました。
グルメロヴァー外務副大臣
マルクソヴァー外務副大臣
12月9日、鈴木大使は、ゼマン大統領に天皇陛下からの信任状を捧呈しました。大統領よりは歓迎の言葉と、チェコには多数の日本企業が活動しており、チェコ経済に貢献しているとの評価が表明されました。これから大統領のご支援の下、日チェコ関係強化のため日本大使としての正式な活動が始まります。
なお、ゼマン大統領には、日チェコ両国の友好を象徴する伝統工芸品として、九谷焼の杯をお贈りしました。この杯には、国旗・国章・国歌、そしてそれらを囲んで両国の国花(木)である桜と菩提樹が焼き上げられています。
鈴木大使とゼマン大統領
日チェコ友好の杯
11月7日、鈴木大使は、第44回日本語弁論大会に審査員として参加しました。今年は初のオンライン開催でしたが、出場者の皆さんは日頃の学習の成果を存分に発揮され、工夫の凝らされた数々の面白いスピーチを披露しました。
スピーチの発表の合間には当地日本文化愛好団体によるパフォーマンスの様子が放映され、日本語に加え日本文化にも触れることもでき、オンラインながらもライブさながらの雰囲気を味わえる大変楽しい大会となりました。
改めて、大変な状況の中、本大会の開催にあたり、ご支援いただいた皆様に深く感謝申し上げます。今後も日本語学習を通じて、よりたくさんのチェコの方々が、日本に親しみを持ってくれることを願っております。
第44回日本語弁論大会及び審査結果は以下のリンクよりご覧になれます。
弁論大会:https://www.youtube.com/watch?v=1Ea2ps_mh6I
審査結果:https://www.japan.cz/2020/11/11/vysledky-benron-taikai-2020/
挨拶する鈴木大使
スピーチへの質問を受ける参加者
10月15日(木)、嶋﨑大使は、離任を前にしてペトシーチェク外務大臣を表敬訪問し、会談しました。
冒頭、ペトシーチェク外務大臣から、9月23日に御家族とともに出席した狂言公演への招待について謝辞があり、コロナ禍にもかかわらず、本年、日チェコ交流100周年を祝えたことを嬉しく思うと述べました。その後、今後とも政治・経済・科学技術・文化・人的交流等各分野で、良好な日本・チェコ関係をさらに発展させていくことで意見の一致をみました。
ペトシーチェク外務大臣と嶋﨑大使
10月1日、嶋﨑大使夫妻は、プラハ市植物園の日本庭園で行われた、第15回盆栽展のオープニングに出席しました。本年はコロナウイルスの影響で延期となった中欧盆栽展ですが、プラハ植物園をはじめ関係者のご尽力で、紅葉の始まった爽やかな秋の日本庭園で、無事開催される運びとなりました。本年の盆栽展は、日本チェコ交流100周年の記念事業でもあります。チェコで丁寧に育てられた繊細で美しい盆栽も、日本とチェコの長年の交流を象徴するものの一つです。本年も多くの方にご覧いただき、展示会が成功することをお祈り申し上げます。
テープカットする参加者。
左端がリプカ植物園副園長と,
その隣に嶋﨑大使夫妻
歓談する嶋﨑大使夫妻と
フルブチェク・プラハ副市長
9月29日,嶋﨑大使は,プラハ市の会議場で開催された「スマート輸出フォーラム2020~日本及びアジアの虎 」のオープニング・セレモニーに出席し、対面又はオンラインで出席されたチェコ企業やビジネス・サポート機関等の代表者の皆様に向けて、開会の挨拶を述べました。同フォーラムは、デジタル・イノベーション及びトランスフォーメーションにおける国際貿易及び研究開発協力を支援することを目的とした情報共有及びネットワーキングのためのイベントとして、産業貿易省の後援の下、CzechInno協会 が主催したものです。デジタル・イノベーションの分野での優れたチェコ企業及びチェコの技術が、今後ますます日本において注目されることを期待しております。
挨拶する嶋﨑大使
9月24日、嶋﨑大使は、国際音楽祭ヤングプラハの関係者と昼食を交えた懇親会を行いました。嶋﨑大使は、本年の第29回音楽祭が新型コロナウイルスの影響を受けて規模を縮小しつつも大成功に終わったことに祝意を表し、長年に亘って日本とチェコの音楽分野での交流に多大な貢献をしていることに感謝しました。 来年はこの音楽祭も30周年となる記念の年です。実行委員会や関係者の皆様と協力して、音楽祭を盛り上げていきたいと思います。
右から3番目が嶋﨑大使、左端がチステツキー実行委員長
9月23日、嶋﨑大使夫妻は、日本・チェコ交流100周年の記念事業である狂言公演に出席しました。ヴィストルチル上院議長、ペトシーチェク外務大臣をはじめ、両国関係の発展に尽力されている多くの関係者の方とともに、周年を祝うことができました。詳しくは、こちらをご覧ください。
嶋﨑大使夫妻とヴィストルチル上院議長
公演の様子
嶋﨑大使夫妻は、10日チェコ共和国上院,同22日スークホールで行われた第29回ヤングプラハ国際音楽祭のコンサートに出席しました。いずれのコンサートでも、日本と各国の若手の音楽家が才能をのびのびと発揮し、その力強く、フレッシュな演奏で来場者を魅了しました。日本大使館は、上記の両コンサートを含め3つのコンサートを共催いたしました。これからも国際音楽祭ヤングプラハのますますの発展を祈念するとともに、音楽祭の開催にご尽力いただいたすべての関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
10日のオープニングコンサートにおける
大使挨拶
オープニングコンサートでの演奏の様子
22日のファイナルコンサートでの演奏の様子
ファイナルコンサートの後、
大使夫妻と出演者