注意喚起[2012年8月10日]

今般、在留邦人(女性)を被害者とする強盗未遂事件が発生しましたので、情報の共有及び注意喚起の意味を込めて、以下の通りお知らせいたします。

  1. 犯行日時 8月8日(水) 午後7時30分~同8時30分ころ
  2. 犯行場所 カンパ博物館付近駐車場(プラハ5区)
  3. 犯行態様 2人組の白人女性が近づいてきて、被害者にスプレーを噴射。被害者が自分のバッグを腕に抱え所持品を防護する姿勢を示したところ、犯人は奪取をあきらめ逃走
  4. 犯人特徴 身長160cm程度(2人とも)。10代後半から20代前半の白人女性で、2人ともサングラスを着用

当館領事部では、これまでにもスリ・置き引き等の窃盗事案に関して、在留邦人の皆様から報告を受けてまいりましたが、近年、本件のような生命・身体に直接影響を及ぼす事件はほとんどありませんでした。

本件は、①まだ明るい時間帯に、②人の目もそれなりにある場所で発生した事件です。

このような事件に遭遇した場合には、(ア)身近な人に助けを求める(警察への連絡を依頼する)、(イ)警察に連絡するとともに、暴行若しくは傷害を伴う場合には(ウ)病院で診察を受けることが重要です。

実際に事件の被害者となってしまった場合(本件のように暴行もしくは傷害を伴う事件に巻き込まれた場合)、当地の警察(場合によっては救急)に連絡することが何よりも重要なことですが、他方で、警察若しくは救急が到着した場合でも、異国の地で被害に遭ったということで心細い思いを抱かれる方も多いかと思います。

このような場合には、所定の手続をとる(警察等へ連絡する)とともに、ご遠慮なく当館領事部までご連絡下さい。

なお、ご連絡いただいても必ずしもご期待に添えない場合もあり得ることにつき予めご了承戴くようお願いいたします。大使館として「通常できること」と「制約があってできないこと」については、『海外で困ったら(大使館・総領事館のできること)』をご参照下さい。