平成29年度天皇誕生日祝賀レセプション(在チェコ大使館)
平成29年12月5日(火)、嶋﨑大使は、プラハ市内のヒルトンホテルにおいて、天皇誕生日(12月23日)を祝賀する恒例のナショナルデー・レセプションを開催しました。レセプションには、チェコ政府及び議会要人、各省庁の関係者、経済・社会関係の団体幹部、文化関係者、当地駐在の各国大使、当地で活動している日系企業代表など約440名にご出席いただき、盛会となりました。
レセプションの式典では、プラハで活躍している日本人のオペラ歌手による両国国歌歌唱が行われ、大使の挨拶に続き、シュチェフ上院議長からご挨拶をいただきました
今回のレセプションでは、今年実現した両国のハイレベル交流、日本の優れた技術力と製品、そして日本文化などの魅力を紹介しました。 まず、両国間関係について、日チェコ国交回復60周年を記念して、日本で開催されたチェコ人画家アルフォンス・ムハ展をご鑑賞された天皇皇后両陛下、ソボトカ首相が6月に訪日した際に御接見された皇太子殿下と首脳会談を行った安倍総理大臣、1月にチェコを訪問してザオラーレク外相と外相会合を行った当時の岸田外相、それぞれの写真を会場内で展示し、深まる二国間関係を紹介しました。
次に、日本の高い技術力と優れた製品として、チェコ日本商工会議所と協力し、会場内ではパナソニック社製4Kテレビ、AGC(旭硝子)社製の自動車用フロントガラス、三菱電機社製の産業用ロボットアーム等の展示や当地日系企業約250社の活動を紹介したパンフレットの配布を行い、ホテルロビーではトヨタ車を展示して、それぞれ大きな注目を集めました。
さらに、日本文化と自治体間交流を紹介するものとして、当地草月流による生け花の展示、プラハと姉妹都市の関係にある京都市のパンフレット、ピルゼン市と姉妹都市の関係にある高崎市のだるま及びパンフレット、チェコ製ピアノの修復で交流が始まった松江市提供のパンフレットと写真、そして当館にて作成した日本文化を紹介する広報資料を、それぞれ配布・展示しました。また、今年春に叙勲されたチェコ人写真家トーマ氏による日本風景や日本文化を撮影した作品も会場内で紹介しました。
そして、会場では、寿司を含めた和食の提供と日本酒の試飲が行われ、ご来賓の方々に楽しんでいただきました。レセプションでは和やかな雰囲気の中、天皇誕生日を祝賀しました。

お出迎え







展示



(安倍総理とソボトカ首相の首脳会談、
岸田外相(当時)とザオラーレク外相の
外相会談)





日本酒の試飲コーナー
