広報文化センター主催にて2月15日から4回に亘って実施してきた「日本歳時記」講演会が3月6日に終了しました。

チェコ・日本友好協会専務理事のロビン照圓ヘジュマン氏、オーストリア在住の表千家茶道師匠フアマン宗明氏、チェコ・日本友好協会会員でありチェコ弓道協会会長でもあるバーツラフ・クチェラ氏を講師としてお招きし、日本の四季をテーマに、「年中行事」、「祭」、「和菓子」、「農業」についてチェコ語による講演会及びデモンストレーションを行いました。延べ参加者は約90人、多くのチェコの方々が来場されました。フアマン宗明氏による「和菓子」講演会では、季節の和菓子の作り方についてのデモンストレーションも行われ、参加者の皆さんは、和菓子作りの様子を熱心に見入っていらっしゃいました。講演会の最後には試食のための和菓子も配られ、感想を聞くと、「美味しい」、「またこのような機会を設けて欲しい」との声もありました。日本の農業と祭についての講演についても、講演が終わった後も講師に質問するために会場に残る方々がいらっしゃり、「大変興味深かった」との感想が多く聞かれました。

日本の四季をテーマとした講演会を開いたのは今回が初めてでしたが、全般的に大変好評であったことから、当館では、今後も日本についてより良く知って頂くための機会を設けていきたいと考えています。

日本の農業についての講演の様子(クチェラ講師)

和菓子のデモンストレーション(フアマン宗明講師)

観客の様子

日本の祭についての講演会(ヘジュマン講師)