日本・チェコ関係

 日本とチェコ共和国(チェコスロバキア時代も含む)は政治的、経済的な違いにもかかわらず、良好な関係を保ってきました。1989年以来二国関係は一層緊密になり、政治、経済、文化、科学等、多岐に渡るようになりました。1993年にチェコ共和国として分離・独立を宣言した時、日本は、最も早くこの新しい国を受け入れ国家承認を行った国々の一つでした。2017年には、日チェコ国交回復60周年(1957年に日本とチェコスロバキア(当時)の間で国交回復に関する協定を締結してから60周年)を迎えて、要人往来や様々な記念行事が開催され、両国の結び付きはさらに深まっています。

 政治面では、2017年1月に日本の外務大臣として16年ぶりに岸田外務大臣がチェコを訪問してザオラーレク外相と外相会談を行い、同年6月にはチェコの首相として12年ぶりにソボトカ首相が訪日して、安倍総理と首脳会談が行われたほか、閣僚級や議員間の交流も盛んに行われるなど、日・チェコ関係の緊密化が進んでいます。

 経済面では、自動車、電子機械関連製造業を中心に日系企業のプレゼンスは高く、累積投資額は、約37億ドルにのぼり、約4万7千人の雇用を創出しています。

 文化面では、武道がスポーツとして定着している他、茶道、盆栽などの日本の伝統文化への関心は高く、最近では若年層を中心にポップカルチャーの人気が非常に高いです。

 交流面では、両国にはそれぞれ交流団体があり、親睦や日本人とチェコ人の間の友好を促進する活動を行っています。また、高崎市とプルゼニュ市(1990年8月)、草津町とカルロビ・バリ市(1992年5月)そして京都市とプラハ市(1996年4月)は姉妹都市の関係を結んでいます。日・チェコ国交回復60周年を迎えた2017年には、両国において、「チェコにおける日本文化年」、「日本におけるチェコ文化年」と題して、様々な記念事業を実施。その中の主な事業として、3月8日から6月5日までアルフォンス・ムハ(ミュシャ)代表作「スラブ叙事詩」全20点を海外で初めて日本の国立新美術館にて公開し、約65万人が訪れるなど多くの反響を呼びました。

要人往来

二国間関係 (www.mofa.go.jp)